税理士の選び方を税理士自身が考えてみた。

税理士の選び方




現在、税理士は日本国内に7万人くらいいます。

一人でやっている税理士、何十人もの従業員を雇っている税理士、独立している税理士、勤務している税理士、若い税理士、大ベテランの税理士、試験組の税理士、国税上がりの税理士など様々です。

それだけ税理士がいる中で、どんな税理士を選べばいいのか?をお客様目線で考えてみました。

事務所の得意分野で選ぶ

ひとくちに税理士と言っても、それぞれに得意分野・苦手分野があったりします。(税理士である以上、最低限の知識は持ち合わせていますが)

税金についていえば、

  • 中小零細企業や個人事業主が得意・不得意
  • 業種による得意・不得意
  • 資産税(相続・不動産など)が得意・不得意
  • 節税対策が得意・不得意

税金以外のことについては、

  • ITが得意・不得意
  • 資金調達が得意・不得意
  • 経営分析が得意・不得意
  • コンサルティングが得意・不得意
  • 英語が得意・不得意

などなど。

それぞれの得意分野に特化している事務所もたくさんある(医療専門、相続専門など)ので、そこから選ぶのも手です。

特化まではしていなくとも、得意分野を打ち出している事務所も多くあるので、そこから自分に合いそうな事務所を探してみるといいかもしれません。

(ボクは中小零細、個人事業主、建設業、美容業、IT、節税あたりが得意です)

事務所の規模で選ぶ

税理士事務所の規模は様々です。

税理士が1人でやっている事務所もあれば、100人以上の従業員がいる税理士法人もあります。

 

規模の小さな事務所のメリットは税理士自身が対応する(ことが多い)こと、

それに対し規模の大きな事務所のメリットは、ノウハウがあり研修なども充実しているため、一定レベルの品質が保たれている(ことが多い)などが挙げられます。

 

1つの目安ですが、自分と似たような規模の事務所を選ぶ、というのも良いでしょう。


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例えば一人で仕事をしているフリーランスや一人社長であれば、同じく一人で仕事をしている税理士に頼めば「一人ならでは」のノウハウを得られるでしょう。

「規模をガンガン拡大して将来は上場を目指す!」というのであれば、最初から大規模な事務所に頼んだほうが良いでしょう。

料金で選ぶ

サービスを頼む際に一番気になるのが料金です。

月8,000円~なんていう目を疑うネットの広告も増えてきてます。

ただ「安かろう悪かろう」は税理士業界も例外ではない、というのが実感としてあります。。。

  • 節税などのアドバイスがない
  • 会社の状況に対する説明や提案がない
  • 全然会ってくれない

などが格安事務所に対する代表的な不満みたいですが…

安い料金で仕事を受けたとしたら、どこかを削らざるを得ないでしょう。

安い=薄利多売で食べていくのなら、1つの顧問先に深く関わり、時間をかけて考えることは難しいです。

どんな売り方をするにしろ、ご飯を食べなきゃいけないのは皆同じですから…。

 

税務は、一つの判断ミスで税額が1千万単位で変わることも珍しくありません。

適切な節税対策をしないと手元にお金を最大限残すことはできません。

税理士選び1つで、料金の差額以上に得をすることもあれば損することもあります。

予算がありますから料金は大切ですが、料金だけで選ばないようにしましょう。

人柄で選ぶ

これが一番重要です。


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税理士や担当者と社長・事業主の関係も、人と人のお付き合いです。

なので当然「相性」というものがあります。これは実はスキルや人間性の良し悪し以上に大切かもしれません。

勤務時代、ボクでダメでも同僚だとスムーズに行くケースも、逆のケースもよくありました。

ではどうやって人間性を確認するのか。

最近はウェブサイト・ブログ・SNSなどで情報発信している税理士が多いので、それを読んでみるのが手っ取り早いでしょう。

あと初回相談は無料という税理士も多いです。一度会って話してみるとよりわかりやすいでしょう(税理士探している最中だから断るかもしれない、ということを伝えておいたほうがいいです)。

女性だから同じ女性の税理士が良い、同じ年代の税理士が良い、趣味が似ているからこの人に決めた、なんていう選び方もアリだと思います。

税理士とは長い付き合いになることが多いので、ストレスがないのが一番です。

試験組?免除?国税OB?

コレはお客様側には全くと言っていいほど関係ない話ですし、気にされてる方も少ないと思うのですが、一応書いておきます。

税理士になるには、いくつかルートがあります。

  • 税理士試験5科目合格(ボクはコレです)
  • 税理士試験3科目+大学院で2科目免除
  • 試験免除(公認会計士、弁護士がこれです)
  • 税務署OB

昔はもう少し違う制度だったみたいですが、現状ボクが把握してるのはこの4つのルートです。

 

結論から言うと、上の3つは大差ないと考えていいんじゃないかな、と思ってます。

税理士試験は大変ですし、税理士試験でしか得られない知識は確実にあります。

しかし、大学院や他資格にもそれぞれの大変さ・それでしか得られない知識があるはずです。

何より皆基礎ができてる人たちなので、税法の知識に不安があっても研修や本でいくらでも学ぶことができます。(というか実際皆さんそうされてるみたいです)

どんな過程で資格を取得しようが、税理士である以上は最低限の知識はあると考えて大丈夫ですし、資格を得るまでの過程で優劣を測ることはできません。(あくまでも私見です)

 

次は税務署OBについてです。

「税務署OBの税理士なら税務調査に入られない」なんて都市伝説が昔からあるみたいですね。。。

結論から言うと、そんなことあるはずがないですし、仮に癒着があったらとんでもないことです。。。

ただ、税務署OBの方々は税務署の目線や付き合い方などを熟知しているので、税務調査に強いということは言えるみたいです。

あと税務署の組織体系として「法人部門」「個人部門」「資産課税部門」のようにわかれているため、各部門に特化していて他は苦手、って方が割と多いと聞きます。

税理士を選ぶ基準は医者や美容室の選び方と似ている

長々といくつかの角度から書いていきましたが…

これは普段皆さんが医者や美容室を選ぶ時と似ています。

 

歯が痛いのに皮膚科に行く人はいないし、

腕が良くてもめちゃくちゃ態度が横柄な医者にはもう行きたくなくなるし、

安くたってカットがヘタで色が綺麗に入らない店は嫌だし。

 

専門分野なら安心して任せられるし、

腕はそこそこでも親身になってくれる医者には好感が持てるし、

多少高くてもカットが上手でトークも楽しい美容師さんなら通うし。

 

それと大体同じです。

 

勿論、安けりゃなんでもいいや!できる限り近いほうがいい!という選び方もアリでしょう。

 

税理士は基本的に、定期的かつ長く付き合っていく場合が多いです。(変えるのも簡単ですけどね)

失敗しない税理士選びに、この記事が参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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