税理士登録申請から実際に登録通知が届くまで。書類集め編




税理士試験については、本・ブログ・ツイッターなど様々なところで語りつくされている感がありますが、税理士登録については私はあまり見たことがありません。

私自身は申請の仕方にも戸惑う場面が多かったですし、申請してから登録までは税理士試験の結果待ちと同じくらい(言い過ぎ)モヤモヤしてました。
同じような方多いんじゃないかなーと思ったので、申請してから登録するまでを思い出しながら綴ってみます。

各税理士会や担当者によって多少やり方が異なるみたいですが、大きくはハズれないはず。

 

とりあえず動いてみた「電話→添付書類集め、下書き」

最寄りの税理士会に電話すれば優しく教えてくれるよ!

何をしなければいけないのか全くわからなかったので、まず、最寄りの税理士会である千葉県税理士会に電話しました。

日税連のウェブサイトに登録のための情報がまとまったページがあるので見てください。準備ができましたら下書きをチェックしますので郵送かFAXしてください」とのこと。
「まずは税理士登録・開業の手引き(上記リンク先にあります)を熟読しておいてくださいね。」とも言われました。

ちなみに対応してくれた方は「登録課」の方でした。税理士会も組織なんだなぁ、なんて思った覚えがあります。

添付書類集めにてんやわんや

翌日からは言われた通り日税連ウェブサイトと手引きを熟読し、帰りに地元の行政サービス出張所などに寄って必要書類を集めました。
税理士登録の必要書類

ちなみに必要書類はこんな感じ。

「登記されていないことの証明書って何?」
「住民票の写し…コピーは不可?写しとコピーって意味違うん?役所で貰えるのが原本なら写しって何?」
「印鑑証明って自分の?所長の?在職証明書に押すんだから所長か。え、印鑑証明とるには印鑑登録証ってのがいるの?何それ」

などなど、自分の世間知らず(頭悪いだけ)っぷりにびっくりしたりもしました。。。

上の画像の「全申請者が提出を要する書類」のうち、

・自分で書くもの…登録申請書、履歴書
書き方など不安に思う部分も多かったですがチェックしてもらえるので心配しすぎなくて大丈夫かなぁと。

・役所等で取るもの…戸籍抄本、住民票、登記されていないことの証明書、身分証明書、非課税証明
「登記されていないことの証明書」以外は市役所で揃います。
「登記されていないことの証明書」は法務局で取るのですが、支局だとダメで、本局でしか取れません。東京法務局に郵送で請求することもできるのですが、千葉在住の私でも1週間くらいかかりました。。。余裕を持って請求したほうが良いです。


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・お金を払うもの…登録免許税、手数料
登録免許税は税務署で納付書貰って金額をその場で記入、納付。
手数料は申請書を提出しに行った際に税理士会に納付。


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「資格を証する書類」は私の場合は合格証書。
誓約書とはがきは実際に申請書を提出しに行った際に書きました。
はがきが登録通知として自宅に届きます。ずっと取っておきたいって方は、字を丁寧に書いておきましょう。。。(後悔してます)

下書きしてると色々不安になってくる

私の場合、退職理由説明書、無職期間の生活状況説明書を書いてるとき、
「こんな退職理由で大丈夫なのかな…」
「これが理由で登録拒否になったりしない??」
などなど、ネガティヴな思い込みに取りつかれて結構しんどかったです。

申請準備してる時期に、友人の税理士に色々話を聞いてもらったんですが、
「俺も不安だったから気持ちわかるけど…試験受かってるんだから大船に乗ったつもりでいるといいよ、絶対大丈夫だから笑」
と言ってもらえて、割と気が楽になりました。
実際こちらが心配とは裏腹にあっけなく登録完了になりましたし。

私みたいな適当人間が通ってこの記事読んでる皆さんが拒否されるなんて絶対ないですから!!悩んでるだけ無駄なんでバババッと書き上げちゃいましょう。

「何月何日辞めたかなんて覚えてない」
「ここの書き方、手引きに乗ってないんだけど」
「この書類、自分の場合は必要?不要?」
などなど、違った意味で悩むことも割とあります。
そこもチェック段階で全て見つけてくれます(下記参照)。
わからないなりにガンガン書き進めちゃいましょう。

下書きのチェック

一通り必要書類が書きあがったので、セルフチェックをし、事前連絡の上、登録担当者の方に申請書類をFAX。
すると当日中に申請書類に書いた携帯番号に電話があり、いくつか指摘を受けました。

噂には聞いたことある方も多いと思いますが、本当に細かいです。
例えば
× 1-2-3トキワ荘B棟201
○ 1丁目2番3号トキワ荘B-201号
のような、普段気にも留めない住所表記についても一字一句が求められます。
(一字一句正確に、は税理士試験受験生お手の物かもしれませんが)

その他にも、退職理由説明書の書き方など、自分が不安だったり悩んでた部分はすべてこの場で指摘して貰えました。

逆に言うと、これだけしっかりチェックして貰えるので、自分で書く段階ではあまり細かいことを気にする必要はない、ってことです。

ここまでのまとめ

所属or社員税理士になる方は勤務地の、開業税理士になる方は事務所予定地の最寄りの税理士会に連絡

連絡前に日税連ウェブサイトの登録関連のページを熟読しておくとスムーズ

書類の書き方や不備がないか等、細かいところが気になっても、しっかりチェックしてくれるので神経質になりすぎないでOK

次回は申請書の提出→登録までの流れを書きます。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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