ライトノベルが原作の今期アニメ「妹さえいればいい。」
ちょっと偏った属性を持つ主人公を中心に展開されるほのぼの系ラブコメなのですが…
そのアニメの4話に、美少女・ドS・鬼畜・そして税理士という強烈なキャラ、「大野アシュリー」が登場しました。
今季アニメで一推しのキャラになりそうです…5話以降は登場するのでしょうか。原作も気になってきてしまいました(;’∀’)
さて、その大野アシュリーと主人公・伊月のやり取りで「面白いなぁ」と思うポイントがあったので記事にしてみました。
ヒアリング能力の高さは大切
「あなたの著作について調べさせてもらったのだけど、妹が好きなの?」
というセリフを皮切りに、引き落としの内容や車の有無については勿論、主人公の所有するフィギュアや〇〇ゲーなどについて細かく質問していく大野アシュリー。
「いいなこんな何でもズバズバ聞けて…しかもクソ真面目に答えてもらえて…」と思って観ていました。笑
税理士にとって、お客様の事業内容について理解を深めておくことは大切なことです。
それ以外でも、家族構成や生活状況など、意外なところから気づきを得てアドバイスに繋がったりもします。
お客様から、
「こんなこと相談して良いのかわからないけど~」「みっともない、恥ずかしい話なんだけど~」
と前置きの上で、苦しんでいる部分をお聞きすることがあります。
逆にこちら側からちょっと勇気のいる質問をしなければならないことも。
実はそういったお話こそが、税理士にとってはお客様の大切な情報であり、それを聞き出し、どう繋げるかも税理士の大切な仕事の1つです。
-----スポンサードリンク-----
信頼されるのと同時に、常に柔らかい物腰で、何でも話してもらえる雰囲気作りを大切にしたいものです。
(ブラックな相談を堂々と持ちかけられる場合は、信頼されているのではなく、下に見られているのだと思います)
大野アシュリー相手なら、誰もが何でも話してしまいそうですが、笑
-----スポンサードリンク-----
ボクも平凡なキャラクターなりに、質問力を鍛えていきたいところです。
作品の完成度と節税、どちらが大切なの?
このセリフ、作中ではネタ発言のような感じでしたが、個人的に勝手に刺さりました。
我々税理士の職業病として、税務原理主義という病気があります(今勝手に考えました)。
その致命的な症状の1つが「税金的に一番有利(税金が少なくなる)な方法のみが正解だと思い込む」というモノ。
例えば、社長の役員報酬の金額設定について考えるだけでも、
- 翌期の営業成績の見通しとそこから予想されるおおまかな利益
- ①をベースにして、税金や社会保険料などを考慮し手元に残るお金が一番大きくなる金額の算出
- 会社の資金繰りの現況と見通し
- 従業員の労働環境
- 生活状況
- 感情etc…
ざっとこれだけの判断材料があります。
会社・個人を含め、一番手元に残るお金が増えるのは①②ですが、それだけが正解ではありません。
何かを決めるときは、様々なファクターが複雑に絡み合っている中で、「総合的に考えるとこのあたりが一番マシか」という選択をするはずです。
その決断をするための材料を揃え・下ごしらえを行う(場合によってはレシピを提示する)のも税理士の仕事の1つです。
広い視野を持ち、適切なアドバイスができるように精進しなくてはなりません。
まとめ
「思ったように利益が出ない」「手元にお金が残らない」「税金が高すぎる」
こういったお悩みを抱えている方に、
僕のノウハウを「ギュッ」と濃縮した「無料マガジン」をプレゼントします。
実際にお客様に提供し、僕自身も実践している内容を無料で公開!
また、平日毎日配信のLINE講座を読んでいただければ、事業で必要なお金の知識が自然と身につきます。
是非あなたのお仕事にお役立てください。
ダウンロード&購読はこちら
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
※当ブログの記事は、投稿日現在の法律に基づいて書いております。 改正や個別的なケースには対応していない場合もありますので、ご注意ください。