働く時間の管理や、顧客ごとの売上単価や価格設定が適正かどうかを判断するには、時間を記録することが欠かせません。
仕事時間の記録には、Timesheetというアプリがオススメです。
労働時間・価格設定改善のポイントは、時間を記録すること
値付け、価格設定は独立当初(今もですが)とても苦労したことの1つです。
独立当初、相場はある程度わかっていましたし、「内容を考えるとこれくらいかな」という感覚は持っていたので、それらをある程度基準に価格設定をしました。
ですが、それらはあまり意味がない考え方だったと最近は思います。
ひとくちに「税理士業」と言っても、税理士によって提供できる価値には差がありますし、かかる時間やどれくらいの利益を目標にするかも人それぞれだからです。
値付けにはいろいろな要素があると思いますが、そのうちの一つが、時間。
仕事を受ける前に「この内容なら~時間で終わるな」と正確に見積もれたらいいのでしょうが、現実的には難しく、ある程度決め打ちするしかない気がします。
(はやく終わらせる努力や工夫も大切だと思いますが、限界がありますし)
そして、その値付けで自分が納得いくかどうかはやってみないとわかりません。独立したてだったり新メニューを提示する場合は特に。
だからこそ、かかった時間を記録していれば、割に合っているか・時間がかかりすぎていないか・納得いく価格か・働きすぎていないか、などをチェックできます。
記録した結果「うーん」という感じなら、何かしら手を打てばいいわけです。「うーん」と思うことが大切で、記録していなければそこすら曖昧になってしまいます。
そんなこんなで仕事に関する時間は記録&集計するクセをつけています。いくつかのタスク管理&記録アプリを試しましたが、Timesheetが最も使い勝手が良かったです。
タスクごとに簡単に時間を記録&集計できるアプリ、Timesheet
Timesheetの基本画面は、このようなものです。
[プロジェクト名]を入力し、必要に応じて[タグ]と[メモ]も入力して記録していきます。
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右下のベルマークをタップすれば、指定した時間ごとに通知をしてくれるので、ポモドーロ的な使い方もできます。
基本的に僕は、このストップウォッチ機能で記録しています。
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記録を忘れた時には、こちらで直接入力もできます。
記録すると、[プロジェクト名]ごと、[タグ]ごとにそれぞれ集計されます。
1日、1週間、1ヵ月、6カ月、1年という区切りで集計することができます。
(moreをタップすればもっと細かく設定できます)
僕は基本的に[プロジェクト名]だけを設定し、[タグ]はあまり使いませんが、細かく集計したい方にとっては便利なはずです。
集計結果はレポートとして出すこともできますし、csvのダウンロードも可能です。
フリーランスは時間を記録&集計し、活用しよう
Timesheetで時間を記録し始めて、色々なことに気づかされました。
継続的な仕事で相場に近い金額を提示したら、思っていたよりかなり時間対売上が低かったり。
単発の仕事で「えいやっ」と決め打ちしたら、妥当な価格設定だったり。
ルーチンの雑務に時間をかけすぎだったこともわかりました。。
結果を受けていろいろ改善をしているところです。
記録をしているからこそテコ入れできましたし、効率が落ちていないかのチェック、よりよい状態を目指すこともできます。
[編集後記]
昨日はこもって作業中心に進めました。
マリオカートの大会(タッグ戦)に出ました。
1回戦は突破しましたが、2回戦は回線落ちなど運もなく、僅差で敗退…。
相方にも申し訳なかったです。また練習せねば。
「思ったように利益が出ない」「手元にお金が残らない」「税金が高すぎる」
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各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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