昨日、日商簿記の試験と言うことで、思い出したことを書いてみます。
簿記2級3回落ちたけど
そういえば僕は、日商簿記の2級に3回落ちています。
3回目は、69点で不合格…ガックリ来たのを覚えています。
で、4回目でなんとか合格して、その数年後から税理士試験にチャレンジし始めたわけですが、
「簿記2級に何度も落ちたレベルなのに本当に合格できるのかな」と、自分でも半信半疑でした。
ネットで情報収集しても「簿記2級に落ちるような奴に税理士試験は絶対無理」と、書いている方が多かったですし。
でも、なんやかんやで税理士試験にも合格できました。
3回も落ちた理由
そもそも何で3回も日商簿記2級に落ちたか、今更ながら考えてみました。
舐めてた
まずは、そもそも勉強時間が足りていなかった、舐めていた、本気じゃなかった、ということ。
試験1~2週間前になってから、やっと本腰入れて勉強を始めていた覚えがあります。
地頭の良い方はそれでも合格できるのでしょうが、僕には無理でした。
「3級をちょっと難しくしただけっしょ」くらいに考えていたので…。
でも2級って普通に難しいですしね。最近のは特に。
そもそも簿記が苦手
あと、そもそも僕は簿記が苦手だという自覚があります。
税理士試験でも、最初に受験した「簿記論」に一番苦戦しました。
なんとか一発合格できましたが、自己採点ではギリギリでしたし、
模試の成績も、いつも平均くらいでした。
本番1ヶ月前くらいになってから、やっと上位3割くらいに入り始めた、という感じです。
今でも簿記に対する苦手意識は、少し残っていますし。
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簿記苦手=税法苦手、とは限らない
で、簿記論は本当に苦戦して、ギリギリで合格したわけですが、
その後の科目は、簿記論に比べればスムーズだったように思います。
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財務諸表論・法人税法・相続税法といった科目では、比較的成績は上位でしたし、
本試験の自己採点も、予備校の出している合格ラインを見て「まぁ大丈夫かな」と安心できるような感じでした。
簿記って、パズル的な要素やその場での対応力など、地頭が求められる部分が大きいと思うのです。
必死にテキストを読んで問題集を解いても、模試や本番で知らないパターンがでてくると対応できない、みたいな。
それに比べて、簿記論以外の科目は、
- 暗記
- 反復練習
- 制度の理解
といった要素の方が大きく、
知らないパターンが出てきても、土台の理解や暗記があればなんとか対応することができます。
地頭がなくても、かけた時間や反復した回数など、地道な努力でカバーできるというか。
1つ1つ時間をかけて積み上げていけば確実に点に繋がる、という意味で、
簿記よりも合格への道のりがイメージしやすく、日々の勉強も楽しかった覚えがあります。
学校の勉強でそれぞれ得意科目や苦手科目があるように、
簿記が苦手だからって、税法科目も苦手だとは限らないかなぁと。
(同じ会計科目なのに、簿記論は苦手でも財務諸表論はめちゃくちゃ得意だったりしましたし)
というわけで、簿記が苦手、簿記2級に落ちたからといって、
「税理士試験は無理だ」と考える必要はないんじゃないかなぁ、と思っています。
(簿記論だけは、なんとかクリアする必要がありますが…)
レアケースなのかもしれませんが、「こういう人もいるんだなぁ」と思っていただければ。
最終的には「どれだけ時間をかけられたか」「どれだけ気合を入れたか」に尽きます。
[編集後記]
先週金曜日は、歯医者でクリーニングした後、お客様の月次など。
土日は家族でゆっくりしてました。
ランチは土日ともに外食したのですが、娘も騒ぐことが少なくなり、安心です。
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中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
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1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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