受験生時代にした東京大阪間18切符勉強(暗記)旅行の思い出・注意点・感想




税理士試験を受験していた頃、東京-大阪間を18切符で往復し、電車内でひたすら暗記物の勉強をしたことがあります。

ふと思い出したので、今回はその時の思い出を書いてみます。

暗記旅行の経緯・企画

長い受験生活。

土日祝はもちろん、GW・お盆・年末年始などの長期休暇も自宅や自習室にこもって勉強ばかりで、旅行なんて行く余裕はありませんでした。

ただ、そんな生活を何年も続けていると気が滅入ってきますし、勉強自体も煮詰まります。たまには気分転換も必要です。

 

勉強しなきゃいけない、でもちょっとした旅行で気分転換したい。

その時、ふと思いつきました。「電車の中でも暗記物の勉強できるじゃん」と。

 

  1. 電車内とホテルで勉強することを条件に、旅行をしよう
  2. 1日最低8時間は勉強しておきたい
  3. 東京-大阪間は9時間強かかるらしい
  4. ホテルでも勉強すればそこそこ勉強時間取れそう
  5. 前から大阪行ってみたかったし、ちょうどいいな
  6. 金券ショップで18切符を購入

…という具合に、年末にノリと勢いだけで18切符を購入し、12/27に出発して12/29に帰ってきました。

 

新幹線ではなく18切符で普通電車に乗ったのは、強制的に勉強時間を確保するためです。

2泊3日18切符大阪旅行の流れ

1日目

朝早めに出発し、着いたのは夕方16時頃だったと記憶しています。

お昼は、コンビニおにぎりを乗換の時に食べたような…あやふやですが。

 


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電車内で8時間ほど勉強し、大阪に着いたらご飯を食べ、ちょっとだけ観光し、現地で調べた格安ホテル(サウナ&カプセルAMZA)へ。

まぁ、値段なりのカプセルホテルですが、寝っ転がりながらテキストを読んだり、睡眠を取る分には問題ありませんでした。スパ施設もあるし。

 

…当時のスタディプラスを見てみると、勉強時間は電車内で8時間3分、ホテルで1時間33分、計9時間36分となっていました。

気分転換しつつこれだけできたなら、まぁ良かったのかなと。

 

2日目

2日目は隙間時間で勉強をしつつ、そこそこ遊びました。

新喜劇を見に行ったり、わなかのたこ焼きを食べたり(めちゃくちゃ美味しかった)、551の豚まんを食べたり、定番スポットを見てみたり。

 

あとは特にあてもなく散歩をしていました。

適当に歩いているだけでも、関東人にとっては新鮮に感じた覚えがあります。

 

スタディプラスを見てみると…記録がない。

でも、朝のチェックアウトまでの時間や、外出時の隙間時間、ホテル着~就寝までの時間は勉強をしていた記憶があります。

記録し忘れただけのはず…。

 

3日目

最終日は、昼過ぎには帰りの電車に乗ることに。


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大阪ではご飯を食べたくらいで、特別なことはしていません。

 

スタディプラスの記録を見てみると、9時間51分となっています。

18切符勉強旅行の感想・注意点

静岡で心が折れる

18切符あるあるらしいのですが。

いつまで経っても静岡から抜けられない感覚に陥りました。

駅名をググる→静岡県内、1時間後にまたググる→静岡県内、の繰り返し。

4時間くらい東海道本線で静岡の中にいたんじゃないかと…。

たぶん2泊3日がベスト

1日目3日目でがっつり勉強、2日目で気分転換しつつ軽く勉強。

結果論ですが、勉強と気分転換のバランスが取れていたかなと。

いちおう勉強メインの旅行なので、3泊以上にしてこれ以上遊んでしまうと微妙、かといって1泊だと旅行でも何でもなくなるので。

ホテルは予約しておく、カプセルホテルは避ける

僕の場合、突発的な旅行だったこともありホテル予約まで気が回っておらず、適当に調べたカプセルホテルに泊まったわけですが。

…これ、隣の人が地雷だったら勉強どころじゃなかったよなぁ、と。

寝心地も良くはないですし。

しっかり勉強時間を確保し、休むという意味では、カプセルホテルは避ける&事前に宿をとっておいたほうが無難でしょうね。

勉強自体は集中できる

そんなこんなでめちゃくちゃ疲れるわけですが、勉強にはかなり集中できます。

もともと電車内の勉強に慣れている方にはオススメです。

 

僕はこんな感じのローテーションでやっていました。

  • スマホタイマーで1時間セット
  • 1時間集中して暗記
  • 10分休憩
  • 1時間集中して暗記
  • 10分休憩

これを9回くらい繰り返せば大阪に着いているわけです。

 

ただ、立ちながらだと体力的にさすがに厳しいでしょうね。

僕は運よく、往路も復路もずっと座れていました。この辺は時期などの下調べが必要かもしれません。

暗記物、読み物をメインにする

当然ですが、ホテルや電車内ではペンや電卓を使った勉強はできません。

必然的に暗記物や読み物中心になります。

僕は暗記用の小さいテキストを2冊だけ持っていき、それだけを集中的に行いました。

帰りはめちゃくちゃ後悔する

帰りの電車に乗る前は、めちゃくちゃ憂鬱になります。

「また同じ思いをするのか…」「新幹線乗っちゃおうか…」と。

 

でも、旅行のメインは遊びではなく勉強なわけで、妻にもそう伝えているわけで…頑張るしかありませんでした。

目的地に着くまでは強制的に勉強させられるという意味では、良いのですが。

 

いつも自宅や自習室にこもりっきりでストレスが溜まってしまっている方、試してみて頂ければ。


[編集後記] 

昨日は、11月決算を中心に。

娘の語彙が爆発的に増えており、会話が楽しくなってきました。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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