freeeで勘定科目内訳明細書を作る方法と注意点




freeeで勘定科目内訳明細書を作成するときの注意点について書いてみます。

勘定科目内訳明細書って?

勘定科目内訳明細書とは、決算書(貸借対照表・損益計算書)に載っている勘定科目の、内容別や取引先別などの内訳明細を書く書類です。
申告書や決算書と一緒に、税務署に提出する必要があります。

例えば、貸借対照表上の普通預金の金額が5,000,000円の場合、以下の様式に、

ゆうちょ銀行 普通 口座番号123456 残高2,000,000円
三井住友銀行 普通 口座番号ABCDE 残高3,000,000円
……
合計5,000,000円

という風に、それぞれの勘定科目の「内訳」と「明細」を書くから、「勘定科目内訳明細書」というわけです。

 

原則として、貸借対照表に載っている科目は、全て内訳書に記載しますが、
損益計算書に載っている科目は、人件費、地代家賃など、特定の科目のみ記載します。

freeeで勘定科目内訳明細書を作成するには

勘定科目内訳明細書をfreeeで作るには、
[決算]→[勘定科目内訳明細書の作成]→[勘定科目内訳明細書を作成]を選択します。

すると、勘定科目内訳明細書のすべての様式が表示されます。

必要なものだけ[出力する]を選択し、不要なものは[出力しない]のままで構いません。

例えば、手形取引がない場合は、[受取手形の内訳書]と[支払手形の内訳書]は不要ですし、
株を持っていない場合は[有価証券の内訳書]が不要です。

在庫がない場合、土地建物がない場合、土地を売却していない場合、複数の事業所がない場合は、
[棚卸資産の内訳書][固定資産の内訳書][土地の売上高等の内訳書][売上高等の事業所別内訳書]が、それぞれ不要です。

 

逆に、

  • 預貯金
  • 売掛金
  • 仮払金(前渡金)
  • 買掛金
  • 仮受金(預り金)
  • 借入金
  • 役員報酬
  • 地代家賃

の内訳は、たいていの会社で必要になる印象があります。


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必要なものを一通り[出力する]にしたら、[すべての内訳明細書を会計情報からコピーする]をクリックします。
すると、freeeの会計データから、内訳書に自動的に数字が転記されるわけです。

注意点

自動的に数字が転記されるので、[すべての内訳明細書を会計情報からコピーする]をクリックして終了…
というわけではありません。


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例えば買掛金・未払金・未払費用の内訳書では、取引先の名称と住所、その取引先別の残高を記載する必要があるのですが、
これは会計データ上の[取引先タグ]と連動しています。

[取引先タグ]とその残高が、そのまま転記されるので、タグ付けがしっかり行われていれば、内訳書の作成もラクになります。

逆に、[取引先タグ]がついていないものに関しては、その他(未分類)としてまとめられてしまうわけです。

ご自分でfreeeで経理をされている方で、タグ付けを一切行っておらず、ほとんどが[その他(未分類)]となってしまっているケースをよく見ます。

これでは、何も内容がわからず、内訳書とは呼べないわけです。

内訳書を作成する段階になってから、1年分の残高を取引先別に分けるのは、地獄です。
日々の帳簿付けの段階から、きちんとタグ付けをしていくようにしましょう。

特に、資産科目・負債科目に対する[取引先]のタグ付けは、重要です。

 

ちなみに内訳書には、

  • 金額の大きなもの・重要なものは詳細に書く
  • 金額が小さいもの・重要じゃないものはまとめて書いていい

というルールがあります。

例えば、売掛金の内訳書だと、1社あたり50万円未満のものは、まとめて記載していいとか(freeeの画面上でも同じ説明書きがあります)。

重要なものもまとめちゃうのはまずいと思いますが、細かく書く分には構わないかな、と。


[編集後記]

昨日は、割とゆるめに。午後からはカフェで育児書を読んでました。

トイトレ、娘自身も頑張ってくれているようで、少しずつ進んでいます。
幼稚園でも、お漏らしすることはかなり減ったそうです。

この記事を書いた人 入野 拓実
独立3年目の30歳。自称「とっつきやすい系税理士」
『得意分野⇒フリーランスの法人化/中小企業の経営分析/自力申告サポート/独立起業支援』
ブログは平日毎日更新。遠方・スポットにも対応。セミナー自主開催。
1989.3.6生まれ。妻・娘(3歳)と3人暮らし。
エンジョイゲーマー・音楽オタク。基本カジュアル。
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ABOUTこの記事をかいた人

音楽オタクで一児のパパな30歳の税理士。 遠方の方やスポットのご相談にも対応しています。 得意分野 → 法人成り・財務分析・残るお金を最大化するためのアドバイス。 ブログは平日毎日更新、フリーランスや社長向けの財務・経理や、自分のワークスタイルについて書いています。