それでも僕が必ず選挙に行く理由|柏市議会選挙を経て




選挙に行く理由を自分なりに考えてみました。

市議会選

昨日(8/4)、柏市議会議員選挙がありました。

投票率は、34%。
残念すぎる数字です。

先日の参院選の投票率が50%を切ったことが話題になりましたが、
それを大きく下回る投票率です。

まぁ、国政選挙と違って、
まともに情報発信をしている候補が少ないですし、市議会で何をやっているかも見えてこないため、
判断材料に欠け、興味を持ちにくいのも問題ですが。

若者は選挙に行っても無駄?

先日の参院選の前後、「若者が全員選挙に行っても、人口比率的に、政治を変えるのは無理」という議論がありました。

確かに少数派である若者が、多数決で勝てないのは当然ですが、
「それが選挙に行かない理由にはならないよね」というのが個人的な意見です。

「少数派だから」「勝てないから」といって声を挙げなければ、余計に不利な状況になるだけでしょう。
少数派に属していたとしても、100対0と、51対49では、状況は全く違います。

 

加えて、

10~30代を若者、40代以上を上の世代、という分け方が雑だし、
「若者はA党」「上の世代はB党」みたいに、それぞれが一致団結して同じ政党・候補に投票するわけではないし、
若者向けの政策と上の世代向けの政策が必ずしも対立するわけではないし、
若者が上の世代のことを考えていないわけではないし、上の世代が若者のことを考えていないわけでもないし。

(そういう意味合いでの主張ではなかったとは思いますが)

「若者」というくくり以前に、自分の住む国・街の政治に興味を持ち、意見を伝えるという
当たり前のことをやるだけなんじゃないかなと。

 

そこに対立構造があるとするなら、「若者vs上の世代」ではなく、「国民vs政治」ではないでしょうか。


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例えば、福祉国家として有名なスウェーデンの投票率は、80%超だそうです。
日本と比較するととんでもない重税ですが、その代わりに税金の使い道に対する国民のチェックが厳しい、と聞いたことがあります。
「税金は国民の財布」という考え方が浸透しているとか。
透明性があり、リターンもあるから、税率が高くても「税負担が重い」とは思わないのかもしれません。

日本と真逆な感じがします。
どちらが幸せかはわかりませんが。


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きっちり投票して、個人で努力する

とはいえ僕自身、選挙で何かが変わると思ってはいません。
何を言ったって行かない人は行かないままだし、そもそもこの国自体が無理ゲーっぽい感じですし。

だから、「政治以外の解決策を考えるほうが誠実」という考えは理解できます。
政治に期待するより、個人で努力するほうがよっぽど効率的ですし、リターンが明確ですから。

 

それでもやはり、「それが投票に行かない理由にはならない」と思うから行くだけです。

繰り返しになりますが、
少数派だからといって黙っていたら、より不利になるだけですし、
投票に行かずに政治に対して文句を言うのは違うかな、と。

政治に関して「やるべきこと・できること」は投票くらいですから、投票だけはしっかりする。
投票したら、「もう自分にできることはない」と割り切り、期待せず、失望せず、
あとは個人としての「やるべきこと・できること」に集中する。

たぶん、僕と同じような価値観の同世代の方って多いのではないでしょうか。


[編集後記]

先週金曜日は、ゆるめに。
マーケティングについて色々考えています。

娘とたくさん遊んだ土日でした。
花火大会やら、一緒に料理やら、散歩やら。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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