放射能のホットスポット、柏市で子育てをするということ

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一時期ニュースにもなっていたのでご存知の方もいるかもしれませんが、僕の住んでいる千葉県柏市は、放射能のホットスポットです。

この街で生きる、しかも子供を育てるということはどういうことなのか。

今現在の状況はどうなっているのか。親として何ができるのか。

今更ながら考えてみました。

そもそも柏市の放射線量が高いのは何故なのか

東日本大震災で、福島第一原発が爆発を起こしたシーンは皆さん覚えているかと思います。

あの時に漏れた放射性物質が大気に乗って関東まで流れてきたときに雨雲とぶつかり、放射線を大量に含んだ雨が降ったため、と言われています。

近隣の松戸市、流山市、埼玉県三郷市などでも同じくホットスポットができてしまったと記憶しています。

参考リンク:広がる放射能汚染 『ホットスポット』の原因は原発の爆発後、2011年3月15日と21日にあった

ちなみに僕はその日、その雨を結構な量浴びました。

ハッキリと覚えています。

妻に会いに北海道に行った帰りがその日でした(妻は北海道出身で、当時はまだ遠距離交際中でした)。

終電で柏駅に着き、徒歩10分程度の自宅への帰り道、突然本降りの雨が降りました。傘は持っていませんでした。

その時は放射能のことなんて頭には無かったです、が。

妻に、無事柏に着いた旨を伝える電話をした際に、「もしかしたら放射能とか危ないかもよ、出来るだけ濡れないようにして帰ったほうが良いよ。」と言われ、「大げさだなぁ」と思いつつダッシュで帰りました。

数日後からですかね。東京大学の柏キャンパスがネットで公開していた放射線測定値のページが話題になったのは。。。



初めて知ったときは顔が青ざめましたが、まぁ、今のところ生きています。

柏市の放射線に関する姿勢と除染への取り組み

基本姿勢

日本での原発事故前の被ばく限度量は、年間1ミリシーベルトでした。
これを毎時に換算すると、0.23マイクロシーベルト。

参考リンク:国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠

柏市では、この0.23マイクロシーベルトを基準に除染活動・測定を行っているようです。

国が定めたこの基準値がそもそもおかしい!みたいなのもググったら結構出てきましたが、色々調べた結果、その半分程度の放射線量なら問題はなさそうです。

除染への取り組み

除染完了後も定期的に放射線量の測定を行っています

市では柏市除染実施計画に基づき、子どもが多く利用する施設から優先して除染を行い、平成26年3月末までに予定していた約800施設の除染が完了しました。

また、除染後も空間放射線量の推移を見守るため、定期的に測定を行っています。

除染作業の内容

放射性物質の多くは、地表面の土に含まれるため、保育園や小中学校、公園等の除染では、表土を重機で削り取りました。重機の入れない植え込み等は手作業で表土を除去し、全面的な除染を行いました。

また、作業で発生した土壌については敷地内に埋設し、十分な厚さの土をかぶせることで放射線を遮蔽しています。

引用元:柏市公式ウェブサイト

これを読む限りでは、ある程度信頼してもいいのかなと。

柏市内の放射線量の現況

さて、上記をふまえて、現在の放射線量がどうなっているのか。
柏市役所ウェブサイトを中心に、現在の柏市の状況を調べてみました。

以下のことから、「今現在の」放射線量については、そこまで気にしなくてもいいのかもしれません。

直近の空間放射線量調査(測定日 2016年11~12月)

柏市,放射線量

柏市の全域が緑色で塗りつぶされています。

緑色は0.1マイクロシーベルト/時 未満ということですので、とりあえず国の基準値である0.23マイクロシーベルトの半分未満にはなっていると。

緑色の部分にマウスカーソルを合わせると地点ごとの放射線量が表示されますが、平均すると0.07マイクロシーベルト/時くらいでしょうか。

とりあえずこの資料は安心材料の1つになるでしょう。

ちなみに第1回の調査では全域が水色(0.11-0.23マイクロシーベルト/時)であり、場所によっては基準値を超える0.23マイクロシーベルト/時の場所もあったようです…。

徐々に放射線量は下がっていっているようですね。

直近の通学路放射線量調査(H28.10-11月)

うちの娘も5年もすれば小学生になるわけで、当然通学路は気になります。

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参考リンク:第5回通学路放射線量調査

最大値の0.160マイクロシーベルト/時 が少し気になります。

左側で学校名をクリックすれば、学校ごとの通学路が表示され、場所ごとの放射線量も表示されます。

僕の自宅から最寄りの小学校までは、すべて0.1マイクロシーベルト未満だったので、少しだけ安心しました。

やはりこちらの調査も第1回の調査からはかなり数字が落ち着いています。

ただ、第1回の調査がH25年6月…ちょっと遅いのでは、という気もしました。

直近の公園の放射線量調査

ここに載っているのが柏市内の全ての公園なのか僕にはわかりませんが、とりあえず良く行く公園の放射線量を調べてみたところ、0.05マイクロシーベルト未満のところばかりでした。

基本的には前回調査時より数値が微減しているのですが、微増している場所もあるのが気にはなります。

単なる測定方法などの誤差の範囲だとは思いますが…


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参考リンク:市内公園における空間放射線量マップ

直近の市内学校施設の放射線量調査

これも平均値が0.05マイクロシーベルト未満/時のところばかりなので、今のところ心配する必要はないのかな、と。

ただやはり微増してるところが多いのが気にはなります。

今後の調査結果を見守っていきたいと思います。

参考リンク

食の安全

給食・農産物・水道水等については、全てセシウムが不検出とのことです。

参考リンク:リンク先の放射性物質検査から飛んでください。

だけどこんな場所もある

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柏市の大堀川公園です。(柏警察署近く)

 

数年前に、柏の葉公園にて、国の基準値を超える放射線量が測定されたこともあるようです。現在は除染済みで基準値未満のようですが、今でもこういった場所は残っていると考えたほうが良いでしょう。

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あとは、3年ほど前の情報にはなってしまいますが、こんな記事も見つけました。

参考リンク:千葉県柏市南柏 駐車場近くの草地 1.05μSv/h

国の基準値の約5倍です。

 

水辺だったり、除染が甘かった草木だったり、側溝だったり、あの雨で放射性物質が蓄積してしまった場所には、まだこういう場所も残っているということ。

しかも水辺や側溝なんて小さい子供は大好きですし。
うちの娘は石ころとか平気で口に入れようとする年頃です。

このあたりは気を付けなければいけないポイントでしょう。

その他参考事項

放射線量の訪問測定・測定器具の貸し出し等

市役所や近隣センターで、放射線測定器の貸し出しを行っています。
自宅付近や気になる場所、よく行く場所は測定しておいて損はないでしょう。

参考リンク

また、自宅への訪問測定や除染相談・除染器具の貸し出し等も行っているようです。

参考リンク

食品・井戸水を持ち込み、放射性物質が含まれているか測定も頼めます。

参考リンク

内部被ばくの検査

高校生までの方と妊婦の方は、内部被ばくの検査を行えるようです。

費用については、一部助成されるとのこと。

詳しくはコチラ

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今までの測定結果がコチラ。特に問題はなさそうに思えます。

甲状腺のエコー検査

一時期話題になっていたのがこの甲状腺のエコー検査。
ちなみにこれも助成があります。下記画像を見る限り、これも高校生までなんでしょうか。

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全体754名のうち、経過観察必要な方が14名、二次検査が必要な方が20名。

ちょっと怖い数字です。

Q1 C判定が福島県「県民健康調査」と比べて多いのはどうしてですか。

C判定につきましては、結節やのう胞に限らず、比較的よく見られる甲状腺の疾患が疑われる場合も含まれます。確実に二次検査が受けられるように判定の対象としたため多いと考えられます。現時点では最終的な結果は出ておらず、福島県「県民健康調査」 と単純に比較できるものではありません。また、現時点ではがんと診断された方はいません。

引用元:H27年柏市甲状腺エコー検査結果

そして2次検査結果がこちら

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…大丈夫っぽいこと書いてあるけど、不安なような、なんとも言えない結果です。。。

コレについてはもう少し具体的に調べてみようかな、と。

自宅付近の放射線量などを測ってみて、それと同時期に記事にできたらと思っています。

まとめ

・柏市公式ウェブサイトの放射線関連情報ページで、放射線量・健康情報などの情報は定期的にチェックする。

・自宅付近・よく行く場所については、ガイガーカウンターを借りて放射線量を測定する。

・放射線量が高いと思われる、雨水がたまりやすそうな場所・側溝などにはできるだけ娘を近づけない。娘が石や土を口に運ばないように注意。

・エコー検査、内部被ばくの検査は助成アリ

 

震災直後のホットスポットが話題になった頃は、市ではもちろんですが、一般の方たちが協力して除染活動や測定活動などを行っていたそうです。

今現在、それなりに安心して暮らせているのもその方たちの行動があってこそ。

心から感謝申し上げます。

 

参考リンク:柏市公式ウェブサイト 放射線関連情報

子どもの未来のために 放射線の基本と対策

この記事を書いた人 入野 拓実
独立3年目の30歳。自称「とっつきやすい系税理士」
『得意分野⇒フリーランスの法人化/中小企業の経営分析/自力申告サポート/独立起業支援』
ブログは平日毎日更新。遠方・スポットにも対応。セミナー自主開催。
1989.3.6生まれ。妻・娘(3歳)と3人暮らし。
エンジョイゲーマー・音楽オタク。基本カジュアル。
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ABOUTこの記事をかいた人

音楽オタクで一児のパパな30歳の税理士。 遠方の方やスポットのご相談にも対応しています。 得意分野 → 法人成り・財務分析・残るお金を最大化するためのアドバイス。 ブログは平日毎日更新、フリーランスや社長向けの財務・経理や、自分のワークスタイルについて書いています。