【税理士試験】効率的な理論暗記方法




税理士試験の勉強の中で、最も地味な作業である理論暗記。

これが勉強時間の大半を占めることになるので、精神的にも苦痛ですよね。

受験中はなるべく効率的に暗記することをずっと考えて色々試しました。

その中で確立した理論暗記法を書いていきます。

一番辛い一回転目の暗記方法

理論は初めて覚えるときが一番苦痛でした。皆さんも同じだと思います。

ほんと苦痛すぎてどうしようもなかったので、最初のハードルを下げて段階を踏むことで乗り切ってました。。。

初日:とりあえず読み流す

初日はあまり覚えようと身構えず、サラッと音読して条文の内容と構成を把握します。

赤字中心に押さえることで、条文全体の構成を把握しやすくなります。

解説を読み込んで中身を理解することもこの時点でやっておくのがベター。翌日以降が楽になります。

2日目:肩の力を抜いて覚えてみる

まずは前日の復習をサラッと行い、それから暗記スタート。

ここでも赤字や重要語句中心に覚えると楽です。要点を箇条書きで並べて説明しきるようなイメージ。

この時点ではまだ頭から一字一句覚えようとはしませんでした。

6割程度の精度で全体を唱えられれば合格点、という感じです。詰まったら理サブをチラ見しながらでOKです。

3日目:ガチで一字一句覚える

1~2日目で下準備は終わり。3日目は一字一句の暗記に挑みます。

辛い作業ですが、避けては通れないので。。。それに下準備をしているので、いきなり頭から覚えるよりは楽です。


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頭からしっかり暗記し、詰まったら頭から。これを柱ごとに繰り返し、最終的には全体を頭から最後まで唱えられるようにします。

タイトルもキッチリ抑えるようにしましょう。

時間を測ると暗記スピードがめちゃくちゃアップするのでオススメです。

1ページの理論なら45分、見開きなら90分に設定して「時間内に必ず覚えきる!」というつもりで暗記してみてください。

最初はなかなか時間内とはいきませんが、集中力が段違いになるだけでも効果的ですし、スピードも少しずつ上がってきます。

記憶の維持方法

覚えなおしはエビングハウスの忘却曲線に沿って行う

エビングハウスの忘却曲線。勉強法を調べると、必ずと言っていいほど出てくるワードなので、皆さんも一度は聞いたことがあると思います。

なので忘却曲線の内容自体はリンクを貼って済ませておきます。

参考リンク:エビングハウスの忘却曲線

覚えなおしのベストタイミングは諸説あるようですが、税理士試験の理論暗記は長文を一字一句暗記するという特殊なもの。

英単語を暗記するのとは性質が違うと思います。

そこでボクは一般的に言われてるタイミングより覚えなおしの頻度を多くしていました。

具体的には、初日、翌日、3日後、1週間後、1週間後、2週間後、1か月後。以後は1か月以上は感覚をあけずに覚えなおしをしていました。

時間の問題で一字一句再現が厳しい時は、流し読みをしておくだけでもだいぶ記憶がキープされます。

睡眠によって記憶は固定されるため、寝る前に暗記し、翌朝サラッと読み返すのもオススメです。

 

とにかく細かく覚えなおしをすることが重要です。極端に言うと、一度覚えたことは二度と忘れないようなイメージです。

忘却曲線に沿った復習は、計算問題の解きなおしのタイミングや、間違いノートを見直すタイミングなどにも応用できます。

理論暗記に限らず、勉強全体に取り入れてみて下さい。

回転数の目安と管理

上記の通り、忘却曲線に沿って理論を回転していくわけですが、そのためには「どの理論をいつ覚えたか」を記録していく必要があります。


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回転表をexcelで作っている方も多かったですが、面倒なのでボクは理サブに日付を直接書き込んでいました。

1-1の理論を10/1に覚えたら、1-1のページ上部に「10/1」ってメモっとくだけです。管理が楽なのでオススメです。

回転数の目安としては、6月までに20回転してある理論はかなり楽に本試験に持っていけます。

10回転でもなんとか持っていけます。5回転以下の理論は、7月以後の直前期にかなり時間を割くことになります。

なので、6月までに最低10回転することを目標にしてみて下さい。

一字一句完璧じゃないとダメ?

少なくとも直前期以前の勉強で細かく気にする必要はありません。

忘却曲線に沿って覚えなおしを続けていくことで少しずつ精度が上がっていきますし、直前期は理論の回転数を一気に上げて精度も意識していくことになります。

その中で自然と一字一句完璧になっていきますから、直前期までは9割の精度で大丈夫です。

書くor読む?

ボクは書くことは基本的にせず、読むことだけで覚えてました。

一度書いて覚えることを試したこともあるんですが、読むに比べて次のデメリットを感じたので、やめました。

  1. 異常なほど疲れる
  2. 一題あたりに時間が掛かりすぎる
  3. 腱鞘炎のリスク

個人差はあるかもしれませんが。。。書くとしても1番最後の仕上げ程度にしておきましょう。

体で覚えられるってメリットもありますが、それは声に出して読めば同じことです。

書くことそのものの練習は、講義のたびに行うミニテストや直前期の模試ラッシュで嫌というほどこなすことになります。

基本は「音読」「黙読」の2つでOKです。

不安な漢字に関しては書いて覚えて、早めに不安を取り除いておきましょう。

隙間時間の活用法

隙間時間を上手く使うことで、理論の覚えなおしはグッと楽になります。

通勤中は「聴いて覚える」

歩きながら理サブを読むわけにもいかないので、そういう時は聞いて覚えていました。

スマホアプリを使って自分で録音していました。

iPhoneならFanicRecorderというアプリが便利で使っていたのですが、今はないようです。

使いやすいものを探してみて下さい。ファイル名を管理できるものだったら何でもいいと思います。

録音するときは、少しやりすぎかなってくらいゆっくり読み上げましょう。

実際やってみるとわかるんですが、普通のペースで読んでしまうと、速すぎて全然ついていけません。

覚えにくい・定着度に不安がある箇所は1度の録音で何度も繰り返したりするのもオススメです。

TACが理論暗記CDを出していますが、スピードが速すぎるためオススメしません。

それに自分で録音したものを聞くことで「あーこの単語で噛んでたな」「ここで物音が録音されてたな」みたいな情報も頭に入ります。これが意外と記憶の維持に役立ちます。

トイレで見て覚える

ボクがやっていたのは、苦手な理論のページをコピーしてトイレの壁に貼っておくこと。

気楽に読み流す程度でも結構違います。1か月くらい同じモノを貼って流し読みを続けると、自然とその理論は頭に入ってます。

計算になってしまいますが、法人税の繰延資産の償却期間はこの方法のみで覚えました。(これめちゃくちゃ覚えにくいですよね)

間違いノートを貼っておくのもオススメです。

お風呂でガッツリ覚える

お風呂は誰にも邪魔されずに集中して作業ができる貴重な空間です。

毎日ぬるめのお湯に30分~1時間程度浸かり、その間は必ず理論暗記をしていました。

湯船に落としまくるし、落とさなくても湿気でブヨブヨになるので、お風呂専用の理サブを買ったほうがいいでしょう。

まとめ

理論暗記に近道はありませんが、少しでも効率的に行うことはできます。

忘却曲線に沿うこと、隙間時間を上手く使うことは、理論暗記に限らず勉強全体に応用できます。

この記事を参考に、自分なりの暗記方法を模索してみて下さい。一度固まればあとはひたすら覚えるのみ!です。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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