【税理士試験】法人税法を会計科目の直後に選択した話




僕は簿記論・財表の後に法人税法を勉強したのですが、結果的に良い選択だったと思っています。

僕の受験科目選択遍歴

僕は、

  • 簿記論
  • 財務諸表論、酒税
  • 法人税
  • 相続税

の順で勉強をしました。

 

法人税法は、いわゆる大物。

とてもボリュームが多く合格するのが難しいと言われています。
法人税法に受かれば、税理士試験の8割が終わったようなもの。と言う人も話も良く聞きました。

 

なので、会計科目が終わった直後、初税法として選ぶのには勇気がいるかもしれません。

ですが僕は、法人税法は会計科目が終わった直後に勉強するのがいいんじゃないかな、と思っています。

法人税法は会計との関係が密接

法人税法は会計との関係が密接な税法です。

法人税の計算の仕組みは、会計の利益計算がベースになっているからです。

会計で計算された利益を、法人税法独自の解釈で調整をしていき、適正な所得・税額を計算する、と言う考え方です(超ざっくり)。


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だからこそ、会計的なセンスや感覚が残っていたほうが、法人税上の体系を理解しやすいと思うのです。

 

加えて、会計科目で培った計算の知識がほぼそのまま流用できるという論点もあります。

例えば、減価償却。

減価償却費の計算などは、会計で学んだ計算パターンに少しのプラスアルファで対応できた覚えがあります。
(今考えると、そりゃそうだろって話なのですが)

圧縮記帳なども、会計科目である程度考え方を理解していたので、対応しやすかった覚えがあります。


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いつかは受からなければいけない法人税法、会計科目の直後にチャレンジすることも検討してみて頂ければ。
とんでもない試験委員でなければ、実力が出やすい科目ですし。


[編集後記]

昨日は、こもりっきりで作業。雨でしたし。

妻と話していてふと気づいたのですが、最近育児がだいぶラクになりました。
プレが終わり、毎日幼稚園に通いだしてから、一気に精神的に成長してくれたような気がします。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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