ついつい無駄遣いをしてしまうタイプでも、ちょっとした工夫で強制的に貯金できるようになります。
浪費癖のある人は、手元にお金があると使ってしまう
貯金ができないのは、手元にあるお金をすぐに使ってしまうから。
お金を使うことや遊ぶこと自体が悪いわけではありませんが、貯金に支障をきたしているのなら、それは浪費です。
この浪費癖、僕も少しあります。
- 服好き(そこそこ高い、いわゆるドメブラが好き)
- 音楽好き(機材や音源を集めだしたらキリがない)
- ゲーム好き(特にギャルゲは高いし積んでるし)
他にも、人並みに美味しいものには興味あるし、遊ぶのも好きですし。
「何に使ったか覚えてないけど無い」ということもよくありました。
全部使っちゃったり、借金したり…ということはありませんが、貯めるのは苦手です…。
普段クライアントに、「今後のことを考えて内部留保を厚くしていきましょう」「キャッシュは会社の体力」とか偉そうなこと言っといてなんやねんって感じですが。。
貯蓄先・投資先を分散することで、お金を使うハードルを上げる
手元にお金があるから使ってしまうなら、手元からお金を無くせば使えません。
手元からお金を無くす=使うという意味ではなく、定期預金や投資などに回す、という意味です。
定期預金や株を「使える状態のお金」にするのは面倒です。
ワンクッション置くことで、お金を使うことに対するハードルを上げるわけです。
クレジットカードの場合も、引き落とし口座にあまりお金がなければ、自然にブレーキがかかります。
僕はこの方法で、「遊ぶお金をしっかりと確保したうえで、余りは貯金する」という流れを作ることができました。
オススメするお金の分散アイディア
僕の場合、次のような方法でお金を分散しています。
細かく分散すればするほど、現金化して使いにくくなります。
いくつか組み合わせるのがオススメです(管理できるのが前提ですが)。
定期預金・定期積金
一番の軸になるのは、定期。
まず、今あるまとまったお金は定期預金に突っ込みます。
そして、今後は毎月出てくる余剰資金を定期積金として積み立てていきます。
例えば、毎月の手取りが40万円、生活費が30万円なら、残り10万円のうち5万円を積み立てる。
残り5万円はその他に分散、というイメージです。
増えていく残高を見るのも楽しいので、下ろす気もあまり起きません。
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子供の名義で貯金
子供の名義の口座にお金を貯めていくのもオススメです。
僕の場合、生まれてからずっと、お祝い金や子供手当を全て貯めています。
子供のための貯金はそうそう使えません。後ろめたさとか、プライドとかが絡んでくるからです。
「大学の費用」「成人したら贈与するお金」といった名目での、お子さんの名義での貯金。オススメです。
関連記事:子供手当の総額は198万円。貯金して教育資金を残しておくための工夫。
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株・投資信託
金融商品の投資といえば、やはり株と投資信託。
僕は、業績が安定しており、将来性があり、配当利回りが2%以上の国内株を買うことにしています。
浪費癖がある方は、絶対に信用取引には手を出さないほうがいいでしょうね。現物オンリーにしましょう。
積立NISA(ニーサ)
株に関する利益が非課税になるNISA。
2018年から、NISAの積立バージョンができました。定期積金の株バージョンのようなイメージです。
僕の場合、自分で個別銘柄を選んで売買するにはちょっとハードルが高い、米国株や新興国株のファンドを選んでいます。
イデコ
老後資金の積立をしつつ、節税もできるイデコ。
サラリーマンにも、フリーランスにも、万人にオススメできる制度です。
小規模企業共済
イデコと似たような制度ですが、こちらはサラリーマンは使えません。
フリーランスや社長さん向けの制度です。
僕はイデコと併用していますが、その辺は好みかなぁと。
仮想通貨
何かと話題になる仮想通貨。少額でも持っておくと楽しめます。
使おうと思えば使えてしまいますが、使う機会がまだまだ少ないので、まぁ大丈夫でしょう。
自分の会社に貯めておく
会社から受け取れる役員報酬は、毎月一定額でなければいけない、金額は原則1年に1回しか変えられない、という縛りがあります。
要は、会社のお金は自由に使えないわけです。
それを利用して、社長さん(とくに一人会社の場合)は、会社の口座=貯蓄用の口座、退職金用の口座、と考えることもできます。
貯蓄型保険
(これは僕はやっていないので最後に)
掛け捨てがいいか貯蓄型がいいかは好みだと思うのですが、貯蓄型に魅力を感じる方は、分散先の1つにしてもいいでしょうね。
[編集後記]
昨日は、初回面談がメイン。
事業内容も人柄もおもしろく、今後が楽しみな会社でした。久しぶりに僕より若い社長さんと話せたのも新鮮でした。
ちょっと油断したら5㎏ほど太っていたので、ダイエットしようかと…。
ジムに通おうかとも思うのですが、どう考えても食べすぎなので、そっちが先かな…。
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1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
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