独立するリスク・しないリスク。消極的選択としての独立を考える。




会社員とフリーランス。

それぞれに良い面、大変な面があると感じます。

どちらを選ぶにせよ、働いてお金を稼ぎ、生活しなければならないのは同じです。

それならば、両者のデメリットやリスクを比較し、よりマシなほうを選ぶ。

消極的選択として独立する、というのも一つの手です。

 

どちらが良いか?ではなく、どちらがリスキーか?で考えてみる

「独立したら自由にできる」「サラリーマンを続けていれば安心」

のようなポジティブな発想ではなく、両者のネガティヴな要素をとことん出してみましょう。

 

例えば、

  • 今サラリーマンとして働いていて、イヤだなぁと思っていること
  • 独立しないことで失うもの・得られないもの

これらは独立する=サラリーマンをやめる理由になりえますし、

 

  • 今サラリーマンを辞めたとして、手放すことになるメリット
  • 独立したとして失うもの・不安なこと

これらはサラリーマンを続ける=独立しない理由になりえます。

 

思いつく限りネガティヴな要素を出していき、戦わせてみる。

よりネガティヴ、よりリスキーな方をやめる、マシなほうを選ぶ、という選択をするわけです。

 

ボクが実際にどういう要素を並べたかを書いていきます。

 

サラリーマンを続けることにリスクを感じていた

望まない仕事・成長できない仕事も多い

働いていると「非効率だなぁ」「本当にこれが正しいのか」という考えから、「もっと~したい」と思うことが出てきます。

それに対し、改善のアイディアを出したり、勉強をしたいと思っても、


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  • ずっとこのやり方でやってきてるから
  • そんな時間あるならコレやって

となりがちです。

目の前の仕事をこなすことが成長に繋がるような職場なら何の問題もないのでしょうが、ボクの場合はそうではなく。。

 

組織で動いている以上、業務処理や品質はある程度均一化しなければならないでしょうし、売上に直結しないことをやろうとして喜ばれないのも当然でしょう。

許される範囲内でやったり、こっそりやったりって手もありますが、限界がありますしね。

 

「今後更に厳しくなる世の中で、何が起きても食べていけるスキルを身に付けたい」と考えていたボクにとって、勉強にならない仕事ばかりすることは大きなリスクでした。

 

終身雇用や退職金をアテにできない

昔なら、会社に尽くせば一生面倒を見てもらえる安心感があり、、給与も右肩上がりだったのかもしれません。


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今の時代ではなかなかそうもいきませんし、当然会社が倒れることだってあり得ます。

 

人を雇うことって、その人の人生の大部分の面倒を見ることであり、一種の社会貢献でもあると思うのです。

労働問題なんかのニュースを見ていると、その責任の重さを理解していない会社が多すぎるような。。

働くことについてまっとうな見返りと保証がない(かもしれない)のに、会社に依存するのはリスクだと考えました。

 

心身の健康と時間を失いがち

ボクは、好きではない人との人付き合い、残業、満員電車がどうしても我慢できません。。

時間の無駄、というだけでなく、精神力が根こそぎ持っていかれるからです。

普段あまり意識することはありませんが、時間はもちろん、メンタルやモチベーションも消耗品です。

 

同じ時間と精神力を使うなら、

  • 家族との時間
  • 趣味の時間(音楽、ゲーム)
  • 自己投資(勉強、読書、チャレンジ)

に使える環境に身を置いていたいですし、メンタル的にも安全です。

 

ストレスから病気になっても誰も面倒見てくれませんし、よくわからないまま歳を重ねるのも怖かった。

心身と健康と時間は何をするにしても重要ですから、これらを失うリスクは避けたかったのです。

 

フリーランスになるリスク

何といっても、保障がない

独立するリスクで一番大きいのは、やはりここに尽きるでしょう。

独立すれば様々な縛りからは解放されますが、自由=自己責任です。

最初からある程度収入の見込みがあるなら安心かもしれませんが、そうでない場合がほとんどだと思います。

0から顧客を獲得する技術を身に付けることは必須です。

(その技術は一生使えるはずなので、人脈などの保障はないほうがいいとも思うようになりました)

 

家族に精神的負担をかける可能性がある

それまでサラリーマンとして生計を立てていた場合、「独立宣言」をすると家族に心配をかけるかもしれません。

うちは運良く?特になにもありませんでしたが。。

 

全てを自分で決めなければならないストレス

独立すると、仕事上の判断はもちろんのこと、何でも自分で選択・管理しなければなりません。

わかってはいたことですが。。思ってた以上に精神的に負担があります。

毎日毎日選択していると、だんだん疲れてきます。

細かいことは一律化する、考えない、誰かに投げる、などの選択もできますが。

指示されるストレスとどちらがマシか、考えてみましょう。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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