クラウドワークスで初めて外注依頼して感じたこと。ネット・匿名・顔が見えないメリット・デメリット




初めてクラウドワークスを利用して感じたことなどをまとめてみました。

受けた仕事の一部を「外注する」という選択

一人で仕事をしている以上、受けられる仕事の量には限界があります。

だからこそ、新規の依頼や新しいことを始めるときにすぐに動けるような状態を維持し、ある程度の余裕を意識しています。

 

…ですが、どうしても依頼が重なったり土日が潰れそうになったり、ピンチになることも。

そんな時考えたのは、「自分でやらなくても良い部分だけでも誰かにお願いできれば…」ということ。

 

選択肢としては次の4つがありました。

  1. 受けない
  2. 自分でやる(気合で)
  3. 人を雇う
  4. 外注する

①→全体としては受けたい案件なので、できれば避けたい
②→休まなきゃ潰れるから無理
③→面倒くさい

 

…ということで、消去法で④の外注を選択することに。

 

とりあえず一番有名な「クラウドワークス」を使ってみた

今回外注することにしたのは、データ入力。

受けた仕事のうち、データ入力さえ誰かにやってもらえれば、その他の部分は自分でできるだろう、という判断でした。

データ入力を専門に受けている会社も存在するのですが、そういった組織にお金を払うよりは、個人でやっているフリーの人(あるいは副業でやっている人)にお金を払いたいという気持ちがあり、クラウドソーシングを利用してみることにしました。

 

今回利用したクラウドソーシングサービスは、CrowdWorks(クラウドワークス)。

仕事を発注する側は、仕事を公開して受注者からの応募を待つ or 気になる受注者に自分から声掛けする、のどちらかで依頼することになります。

 

今回、僕は後者にしました。

 

ここで悩むのが、金額をどうするか。


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クラウドソーシングでは、異常に安い単価の仕事が溢れていること、それを受ける人がいることが問題視されていました。

僕自身、フリーで働く身ですし、ブラックが多い業界体質に嫌気がさしているので…あまりに安い金額での依頼はやめようと思っていました。

結果、「自分がやるとしたら」これくらい時間がかかって、これくらい貰えれば納得できるかな、という金額を提示させていただきました。

 

…ですが、その金額が正しかったのか、受注者様に納得して頂けたのかは正直わかりません。

モヤモヤするので、次回からは受注者様側に提示していただくようにしようと思っています。

 

初めてクラウドワークスで仕事を依頼してわかったこと

初めてクラウドソーシングを利用して&外注で人に仕事を依頼してみて、いくつかわかったことがあります。

外注しても、それなりに手間はかかる

外注するとはいえ、労力がゼロになるわけではありません。

  • 人探し、交渉
  • 資料やデータの受け渡し
  • 指示、連絡、やりとり
  • チェック
  • 支払い、評価などクラウドワークス上での処理

など、自分でやるのとはまた違った手間がかかることがわかりました。

慣れればなんてことないのかもしれませんが…。

 

単価が安すぎると依頼しにくい

受注者のプロフィールを見ると、希望する時間単価の目安が書かれています。


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時間単価3,000円~、という方もいれば、500円~という方も。。

 

「同じ仕事をしてもらうなら安いほうが良いに決まっている」という考え方もありますが、個人的は500円の方に依頼しようとは思えません。

割に合わない仕事を一生懸命やるなんて無理ですし、それでも割に合わせようとすればどうしても雑になると思うからです。

 

まぁ、プロフィールの時間単価は、あくまで目安でしかないのでしょう。実際の報酬単価は依頼があった段階で決めるので。

 

例えば、3人の方から応募があって、それぞれ、相場の2分の1・だいたい相場・相場の2倍、という提示だったとしたら、後ろ2人のどちらかに依頼する人が多いと思うのですが…

 

なんにせよ、単価や報酬を依頼する側として見るのは新鮮で、勉強になりました。

ネット&匿名&顔が見えない仕事の難しさ

クラウドソーシングを利用して、低単価問題の原因は次のような理由もある気がしました。

  • ネットでの一度きりの関係
  • 基本匿名
  • 顔が見えない
  • 人となりが見えない

 

これらは、副業のハードルを下げ、クラウドソーシングを広めた要素なのでしょう。

しかし、「気軽に始められる」というのは、メリットでもあり、デメリットでもあると感じました。

 

人は、顔も名前も人となりもわからない相手には親近感を持てません。

それだけでなく、直接会わないネット上だけの関係ですから、「画面の向こう側には人間がいる」という意識が希薄になります。

それだとどうしても業者扱いになってしまいます。安ければ安いほどいい、という思考になる原因はここにあるのでは、と。

 

そしてこれは受注者側だけではなく、依頼者側もです。

今後関わることがないし自分の存在を知られないからこそ、愛のない価格設定が平気でできてしまうのでは、と。

気を付けなければいけません。

 

逆に言うと、ネットだからこそ、顔・名前・人となりを出しておけば安心してもらえますし、差別化できるとも感じました。

 

僕自身、Skypeやメールのみで完結するサービスを行っていますし、「税務顧問もネットだけでできないかな?」と考えたこともあります。

リアルの仕事だと、お客様との距離感が近ぎるとしんどくなるのですが、ネットの場合は逆に気を付けなければいけないんだな、と気づかされました。

「いざという時」の選択肢として上手く付き合う

僕のように一人で仕事をしている場合、外注が常態化するのはマズい気もします。

「いざという時に」とか、「ピンポイントで」、という使い方をしていけたらと思っています。

 

CrowdWorks(クラウドワークス)のほかには、ランサーズというサイトもあります。

「いざという時」の選択肢として、考えてみていただければ。同業界の案件を眺めるだけでも勉強になりますし。


[編集後記]

昨日は、事務所で相続の案件や月次を進めました。

セブンイレブンに売ってる白いわらびレアチーズ、異常に美味しくないですか。
初めて食べてびっくりしました。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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