この記事を書いているのは、12/4。約3か月後の3/6に、僕は30歳になります。
振り返ると、勉強、税理士試験合格、独立、結婚、娘の誕生…いろいろなことがあった20代でした。
おおむね満足な20代でしたが、「もっとこうしておけば良かったなぁ」と思うことがいくつかあるのも事実。
今回は、「20代のうちにやっておけばよかったな」と思ったことを10個挙げてみました。
そして、できることは残り3ヶ月でやっていきます。
「20代でやるべきこと」としてよく言われる、読書・海外に出る・英語・旅行・両親に感謝・専門性・人脈・チャレンジ…といったものは、その手の記事や書籍に譲りまして、、
率直に今思っていることを書いていきます。
この記事のもくじ
その1:もっと早くブログを始めておけばよかった
28歳になったばかりの頃、独立する直前に始めたこのブログ。
今ある仕事の大半はブログ経由でいただいたものですし、知人が増えたり、自分のスキルアップになったりと、「ブログをやっていてよかった」と感じることは多いです。
ですが(だからこそ)、「もっと早く始めていれば…」とも思ってしまう部分もあります。
例えば、税理士受験生時代から受験について綴っていれば、受験仲間ができたかもしれません。
試験合格~独立準備を始めるまでの比較的暇な時期に始めていれば、独立後のスタートダッシュももっとうまくいったかもしれません。
ブログは、長い期間の積み重ねによって資産価値が増していくメディアですから、始めるのが早ければ早いほど有利です。
ブログじゃなくても、自分を発信していく活動は同じことが言えるでしょうね。
その2:もっと寝ておけばよかった
若いころ、体力任せで睡眠時間を削るべきではなかったなぁ、と。
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20代前半~半ばの頃、4~5時間睡眠が続いていた時期があります。勉強時間を維持するために仕方なかった面もあるのですが…。
うってかわって、今では毎日8時間~寝ています。が、それは、5時間睡眠ではそもそも体力が持たないからです。
20代前半くらいまでは、体力が有り余ってるから、短時間睡眠でもなんとかなってしまうんです。
それが実は一番怖いところです。体力的にはなんとかなっても、内臓とかメンタルには着実にダメージが蓄積されていくわけですよ。ボディブローのようにじわじわと。
僕の場合は、まず肌に出ました。
一時期、手が付けられないほど肌荒れしてしまい、どれだけ食事に気を使っても、皮膚科の薬を使っても、治りませんでした。
妻に「見ててかわいそうになる」とまで言われるレベルに…。中学生男子みたいな感じでした笑
最近はたくさん寝ているので、そこまで荒れることはなくなったのですが…。
たかが肌荒れ、たかがニキビですが、跡になってしまうとなかなか治りません。思春期の頃と違って代謝も落ちてるし。
今になって、皮膚科でピーリングやらあれやこれやと手を尽くしているところです。
次に、メンタルにも出ました(今はめちゃくちゃ元気ですが)。
メンタルの不調も拗らせやすいですし、肌と違って気づきにくいものです。
治りにくい肌とメンタルを大切にするために、しっかり睡眠時間を確保することをオススメします。
その3:体型を維持しておけばよかった
代謝繋がりでもう一つ。体型を維持しておけばよかったなぁと。
周りを見ていても、20代中盤~後半にかけて、体型が丸くなる人が多いような気がします。
代謝が落ちるのもあるでしょうし、お酒や美味しいものを食べる機会が増えるというのもあるんでしょう。
僕も昔に比べると太りました。
「太ったらダイエットすりゃいーじゃん」って感じですし、僕もそう思っていたのですが…
20代後半から代謝が落ちて、本当に痩せにくくなります。諸先輩方の話を聞く限り、その傾向はどんどん強まっていくのでしょう。
太ってから痩せるより、痩せたままをキープしておくほうが絶対に楽です。
その4:「20代税理士」をもっと推してもよかった
過半数を60代以上が占める税理士業界においては、良くも悪くも20代は目立ちます。
「20代で開業してる税理士は少ないし目立てるかも」「20代~30代の社長さんは、年配の税理士よりは若い税理士に頼みたいのではないか」と思い、「20代税理士」を名乗ってはいたのですが…出し方が甘すぎたなぁ、と反省しています。
名乗るだけではなく、
- 20代で独立
- 20代の子育て
- 20代の方との仕事
- 年齢差のある方との仕事
みたいなこと、何でもかんでも発信しまくるべきだったなぁ、と。
結局「20代 税理士」っていう検索ワードで1位も取れませんでしたし、この件については反省しっぱなしです。
何か特化した武器があるわけでも、特殊なキャリアがあるわけでも、経験があるわけでもない僕が目立てるとしたら、そこしかなかったわけですから…。
20代の社長さんから声をかけていただき、実際にお仕事にもなっているので、名乗っていたこと自体は無駄では無かったですが。
その5:禁煙外来にもっと早く行くべきだった
人生で30回くらい禁煙に失敗してきたわけですが、禁煙外来に行ったら何の苦労もなく禁煙に成功しました。
煙草を吸っても美味しくなくなるし、煙草のことを考えることが減るし、吸いたくなくなるんですよ。
こんなに簡単にやめられるなら、もっと早く行っておけばよかった。
今までの人生で最も無駄な行為・無駄なお金の使い方だったと思います。
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かといってなかったことにはならないので、後悔しつつ、もう二度と吸わないと固く誓うことしかできません。
やめたいなー、と少しでも思っている方、今すぐ禁煙外来に行きましょう。
その6:クラブやライブハウスにもっと行くべきだった
音楽好きは定期的に、爆音で音楽を全身に浴びながらお酒を飲みたい気分になると思います。
…だけど、アラサーになると、小箱のライブハウスやクラブは足が遠のいてしまうんですよ、なんとなーく。ホールとかドームとか、大規模なコンサートは気にならないけど。
たぶん、
- 10代~20代前半の子ばかりがいる場所に行っても…
- この歳で頭振ったり踊ったりするのも…
- つーかどんな服着てこう…
- そもそも最近はもう少し落ち着いて聴きたいんだよな…
みたいな意識があるからだと思います。
友人が最近アニクラ(アニソンイベント)にハマっていたりするので、僕だけなのかもしれませんが…。
スタンディングが正直しんどいのもあるし、夜に出歩く習慣がなくなったのもあるかもしれません。
近くのクラブで(僕の好きな)テクノやヒップホップ系のイベントがあっても、なかなか来日しないバンドが都内のライブハウスで観れるとなっても、なかなか行くことができていません。
一度行かなくなると本当に行きにくくなってしまう。結果、自宅で缶ビール飲みながらヘッドホンです。
今楽しめている人は、飽きるまでは続けたほうがいいかもしれません。
その7:妻(彼女)、娘ともっと遊ぶべきだった
21歳~27歳くらいまで、僕はずっと自分のことだけで精一杯でした。正確に言うと、勉強で頭いっぱいでした。
妻とは21歳の頃から一緒に暮らしているのですが、付き合いの長さの割に、旅行などでどこかに出かけた思い出が極端に少ない気がします。
娘が生まれてからも、生後半年くらいまでは勉強漬け。ほとんど会っていませんでしたし、その頃の娘についての記憶がありません…。
妻に迷惑をかけたのはもちろん、娘の成長を見落としたのはもったいなかったな、と。
その頃の娘は返ってきませんし、写真や映像で見ることしかできません。
(それだと父性が芽生えにくい、というデメリットもあります)
どんなに大変な時期でも、自分の家族と接する時間的・精神的余裕は最低限持っておいたほうがいいです。
その8:とっととヒゲ脱毛すればよかった
こういうのも、やろうやろうとおもってなかなか行動に移しにくい…。
早急にやります。
その9:写真をたくさん撮っておけばよかった
僕は、写真は撮るのも撮られるのも苦手です。今でもブログネタになるようなものしか撮りません。
そんな感じなので、写真データってほとんど残ってないわけです。
変わっていく見た目や薄れていく記憶を呼び起こしてくれる写真がないのは寂しい。
そう感じてから、最近は写真を撮ることが増えました。iPhoneですが。
その10:もっと我慢しなくてよかった
マイペースでワガママなので、基本的に嫌なことは我慢しないタイプなのですが、なんやかんやで我慢してしまったこともあり。。それを反省しています。
「修行中の身だから」「経験がまだ足りないから」「お付き合いだから」という考え方もありますが…修行や経験値を稼いでいる時間だって人生の一部です。
「まだまだだから」と我慢していたら、いつの間にか多くの時間を失って身動きできなくなってしまっているかもしれませんし、それを他人のせいにはできません。
そもそも、向上心を持つ限り、修行や経験値稼ぎが終わることはないはずです。
「ずっと修行は終わらず、レベルもカンストせず、いつまでたっても人生を楽しめない」でいいと思う方はいないでしょう。
そう考えるようになってから、僕は「修行は修行、人生は人生」と分けて考えています。
まだまだ修行は続けるし努力はするけど、我慢はしないし毎日楽しむ。
勇気を出して「修行だから」「まだまだだから」という言い訳や免罪符を捨て、人生を楽しむステージに進むためにいろいろ行動してきたつもりです(独立もその一環)。
具体的には、
- キャパを超えた仕事量
- 付き合いたくない人
- 理不尽
- 目先のお金
などのために、
- 家族や友人との時間
- 趣味の時間
- 勉強する時間
- 心の平穏
- 健康
などを犠牲にすることがないようにしています。
これらは僕にとって他の何よりも大切なものであり、これらを犠牲にして見合うだけの対価など存在しないからです。
そのためにも仕事量は日々コントロールしているし、付き合いたくない人は切るしそもそも関わらないしATフィールドを張って近寄らせないし、理不尽な目にあったらすぐ逃げます。今後は、よりいっそう。
30歳になったら、「20代のうちにやっておいてマジでよかったこと」という記事でも書こうかと。
[編集後記]
先週金曜日は、午前中はちょっとした研究。午後はクライアントに決算報告をした後、カフェに移動してブログいじったり記事を書いたり。
昨日は、各クライアントからいっせいに11月分の会計データを送信していただけたので、その内容の検討などを。
PrimeVideoで、「相席食堂」という番組を妻と観ているのですが、面白いです。
笑いどころが多いので、仕事中に流すのには向いていないのが残念ですが。。
「思ったように利益が出ない」「手元にお金が残らない」「税金が高すぎる」
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1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
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