ブログ開設当初、ネットに顔と名前(本名)を出すことに抵抗があった話




ブログを始めるとき、顔と名前を出すことに少し抵抗がありました。

それでも、事業の広告用メディアとして始めたからには「仕方ないか」と思い、どちらも最初から出すことにしたわけです。

今では、どちらも出しておいて正解だったと思っています。

ネットは匿名が当たり前の世代

僕ら世代(ゆとり世代周辺、80年代半ば~90年代半ば生まれあたり)が10代の頃は、ネット上には匿名性が高い媒体ばかりでした。それゆえに、僕ら世代はネットの悪意みたいなものを目の当たりにしてきました。

なので、ネット=匿名、というのが大前提となっている方が多い気がします。僕もそうでした。

(Facebookすら抵抗があったって方も多いですよね)

ネット上で実名で活動してるのなんて、有名人だけだったような気がします。僕が見ていたネットの世界が狭かったのかもしれませんが…。

 

ですがここ数年、僕世代より一回り上や一回り下の方たちに、プライベート用SNSの公開アカウントに顔と名前を出して楽しんでいる方が多いのが驚きでした。Twitterでも、Instagramでも。

「仕事で必要ならわかるけど、プライベートでやることか??」…って最初は思ってました、が。僕が怖がりすぎていただけなのかもしれません。

 

これだけネットが普及した現代では、ネットとリアルを分けるのは古く、ネットはリアルの延長という位置づけが正しいのかもしれない、と最近では思うようになりました。

過剰にビビりすぎていたのかもしれないな、と。

顔と名前を出したことによるデメリット

…とはいえ、顔と名前を出したことによるデメリットがあったのも事実です。

 

(明らかに同業者からの)仕事の依頼を装った探りの問い合わせとか、学生時代の知り合いにあることないこと言われるとか、しょうもないことですが。

僕レベルでもこういうことがあるんですから、PV数やフォロワー数が多い方はしょっちゅうなんだろうと思います。

 

気にしないのが一番ですが、めっちゃイラッとして、傷付いて、顔真っ赤にしても良いと思うんです。


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でも、それを発信はしない、と。

叩けば埃が出てしまう自分が悪いし、人を叩くその行為自体が自分の埃になってることに叩いてる人は気付いてないんだろうし、皆に好かれるわけないし、仕方ないと割り切るしかないと思っています。

デメリット以上のメリット

そんなこんなで、ビジネスにおいてネットに顔と名前を出すことについては、色々な考え方があると思います。


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ハンドルネームのほうがいい場合や顔を出す必要がない形態もあるでしょう。何より、無理に公表しなくてもなんとかなるのがネットのいいところでもありますし、営業にネットを使わないというのも選択肢の一つです。

顔と本名、というよりは、「自分が何者か」というのを公開することが重要なんだと感じています。

僕自身が「自分が何者か」を公開し続けているのは、上述したデメリット以上のメリットがあるからです。

認知してもらいやすい

仕事を得るためには、まずは知ってもらわなければいけません。

 

内容が100点の記事を書いて、Google検索の1位になって、たくさんのアクセス数を集めても、

  • どこで仕事をしていて
  • どんなことができて
  • 見た目はこんな雰囲気で
  • 連絡先はここで

といったことがわからなければ、「良い記事だな」で終わってしまい、仕事には繋がりにくいでしょう。

「良い記事だな」→「書いているのはこういう人なのか」となり、知ってもらえるからこそ仕事に繋がるのだと思います。

 

仕事に繋げるという意味では、「自分が何者か」を公開しておくことは大切です。

最初はちょっとだけ怖かったですが、一度出してしまえばなんてことありませんでした。同時に、良い意味での緊張感は今でもあります。

ある程度の信用を得られやすい

以前、WELQなどのキュレーションメディアが問題になったように、ネットの情報の正確性はサイトやライターによってまちまちです。

「自分が何者か」を公開していることで、どこの誰が書いたかわからない記事よりは、信頼してもらえるような気がしています。

実際、記事を書く時には、内容について一定の責任感とプレッシャーがかかりますし。

依頼していただきやすい

顔写真があったほうが申し込みや売上が増える、というのはネットマーケティング界隈ではよく言われることです。

自分が依頼する側の時をイメージしてみると、確かに顔(というか雰囲気)がわからない方には依頼しにくいです。怖い人、うさんくさい人だったらどうしよう、って思いますし。

ネットを介していると、人と人の関わりという感覚が希薄になるという面もあるでしょう。だからこそ、人間味を出しておいて損はありません。


[編集後記]

一昨日は、クライアントの月次打ち合わせ。昨日は、別のクライアントと金融機関へ融資の相談の付き添いなど。

気づけばクリスマスソングがそこら中でかかる時期に。
ポールマッカートニーのWonderful Christmastimeが流れていると、少しだけテンションが上がります。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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