フリーランスの経費削減&作成。確定申告はお金の使い方を見直すチャンス。




確定申告は、フリーランスが自分の仕事を見直す良い機会です。

その中でも、今回は経費の見直しについて書いてみます。

確定申告は、経費を見直すタイミング

確定申告は、経費を見直すのにもってこいのタイミングです。

1年間の取引記録を一通り見ていくことで、自分のお金の使い方のチェックができます。

 

このチェックをおろそかにすると、「なんとなく払い続けてしまっていた」「浪費が増えている」といったことになりがちです。

記帳(会計ソフトへの入力)は、確定申告のためではなく、こういったチェックをはじめとした分析をして未来に活かすためです。

(そう考えれば面倒な確定申告作業にも、「税金を払う」以外の意味が生まれます)

 

一通りの記帳(会計ソフトへの入力)が終わり、データがまとまったタイミングで、以下のチェックをやってみてください。

なくすべき経費の見直し

まずは、無駄な経費を削減できないかチェックしていきます。

チェックは試算表から行う

経費のチェックは、試算表の損益計算書から行います。

弥生会計なら、[集計]→[残高試算表]→[月次・期間]

freeeなら、[レポート]→[試算表]

MFクラウドなら、[会計帳簿]→[残高試算表]

 いずれのソフトでも、期間を1-12月の1年間に設定し、貸借対照表ではなく損益計算書を開いてください。

具体的なチェック方法

試算表(損益計算書)の経費の欄を一通りチェックします。

売上、利益などは今回は関係ありませんので、特に見ません。赤枠内の経費を、上から順番にチェックしていきます。


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freeeの場合、[旅費交通費][通信費]などの科目名の横の数字をクリックすれば、右側にその明細が出ます。

MFの場合は、科目名をクリック、弥生であれば科目の行をダブルクリックすれば明細が出ます。

 

この明細は[総勘定元帳]と呼ばれるもので、科目ごとの1年間の取引が全て載っているものです。

全ての経費について、この明細を確認していきます。

 

通信費を見ていると、次のような無駄を発見しました。

2/27にさくらインターネットにドメイン代1,852円を2回支払っています。


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ダブって計上してしまったわけではなく、このブログのドメイン代とHPのドメイン代の2つを契約しているからです。

「…そういやHP用のドメインも取ったんだった」と、この時思い出しました。

実質このブログはブログ兼HPのような使い方をしていますから、放置してしまっているHPは不要。解約します。

 

こんな感じで全ての科目をチェックしていきましょう。

無駄な経費を発見するための3つのポイント

削減しやすい・すべき経費の代表例として、次のようなものがあります。

①定期的な支払い

定期的に同額を支払う料金は、削減できるものも多いです。

例えば、

  • システム使用料、保守料
  • 新聞・雑誌購読料
  • 家賃、駐車場代
  • 税理士顧問料

など。

 

定期的な支払いには、何となく払い続けてしまっているもの、以前は必要だったが今は微妙なものもあったりします。

月払いであることや、毎月自動引き落としされることで支払のダメージに気づきにくいのです。

 

解約はもちろん、プランを見直したり乗り換えたりで料金を減らせたりもするでしょう。代替手段を取ったり自分でできるようにしたり、というのも手です。

僕も、仕事の賠償保険や会計ソフトのプランを考え直すことにしました。

②払いたくない支払い

気持ちよく払えないお金もなくすべきです。

  • 気乗りしないお付き合いの飲み会
  • 何で払ってるのかよくわからないお金
  • 合わない相手へ支払うお金

こういった経費は、なくても何とかなるし、するべきでしょう。

 

お金を払ってストレスを溜めるなんて、嫌です。

「払いたくないな」という感情を大切にしましょう。

③無駄が多くなりがちな勘定科目

消耗品費、支払手数料、交際費、リース料、賃借料などの勘定科目は、無駄が多くなりがちです。

重点的にチェックしましょう。

増やすべき・減ってはいけない経費、作るべき経費の見直し

経費というと「削減」ばかり考えがちですが、増やすこと、作ることも大切だと思っています。

増やすべき・減ってはいけない経費

セミナーや本などの勉強代、人件費などは、減らすべきではなく、むしろ緩やかに増えていくのが理想のはずです。

 

これらは、未来の仕事に繋がるという意味で、仕入のような性質も持っています。仕入なくして売上は生まれません。

減ってはいないか、いくらまでなら使えるのか、などを考えてみましょう。

新たに作るべき経費

この経費、ゼロで本当にいいのかな?と疑問に思ってみることも大切です。

 

例えば、僕は2018年は広告宣伝費がゼロでした。

営業はこのブログ以外特に何もしていないからです。

 

「ブログで仕事取れてるからいーじゃん」とも思うのですが、ブログ以外の販路があれば、仕事の幅が広がるのも確かです。

税理士の仕事の中で、ネットではなくリアルの広告の方が有効だろうな、と思うものがいくつかあるのです。

 

2019年はリアルの広告、例えば地元のフリーペーパーや役所の封筒広告などに少し広告費をかけてみようかと考えています。

入れ忘れている経費はないか?

ちょっと話はズレますが、計上を忘れている経費がないかどうか、同時にチェックしておきましょう。

例えば、次のようなものです。

  • 入れ忘れている領収書
  • カード、電子マネー、Suicaなどで払ったもの
  • 支払は来年だが、年内にサービスを受けているもの

 

 

毎月経理をしている方も、確定申告時期に1年分まとめてやる方も、作業だけで終わらせてはもったいないです。せっかくのデータを未来に活かすために、経費のチェックをしてみていただければ。


[編集後記] 

昨日は、1月申告法人の申告が中心。

ダイエット始めました。とりあえず5㎏減が目標です。

 

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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