個人事業主(フリーランス)が国民健康保険料を安くする方法4つ




会社勤めからフリーランスに変わると、皆さん必ずと言っていいほど「国保たっけえ!」と驚くみたいです。

そこで、国保を安くするための方法を4つ書いてみます。

青色申告する

最も基本的かつ効果が高いです。やっていない方は是非これを気に青色申告にチャレンジしましょう。

青色申告特別控除

青色申告をすると、所得について最大65万円の控除を受けられます。

その分だけ所得が減り、保険料も下がります。

青色専従者給与

青色申告をすると、配偶者などの家族に支払った給料を経費にすることができます。

なお、国保は収入が98万円を超えると所得割がかかってきます。

事業主から配偶者へ98万円給料を支払うと、事業主の所得割は9万8千円減り(所得割10%と仮定)、配偶者は所得割がかからない計算になります。

 

国民健康保険組合に加入する

イラストレーター・デザイナー・WEBデザイナー・作家・漫画家・画家など、著作活動を行っている方は必見です。

国保ではなく、文芸美術国民健康保険組合に加入できます。

国保は所得が上がれば保険料も上がるのに対し、文美国保は保険料が一定です。

平成29年度の保険料は、組合員が月額19,600円、家族が月額10,300円となっています。


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自分一人なら19,600円×12か月=年間235,200円の保険料です。



国保の上限額が80万円超であることを考えると、かなりの差になります。

国保との比較だと、所得が250万を超えるあたりからこちらのほうが国保より安くなります。

加入するには、この組合に加盟している各団体の会員である必要があります。

確定申告書の職業欄や開業届で「イラストレーター」など具体的な職業名を書く必要があります。

「クリエイター」など、あいまいな表現を使わないようにしましょう。

 倒産防止共済(経営セーフティ共済)に加入する

中小企業や個人事業主を守るための共済です。

取引先が倒産して売掛金を回収できなくなった場合に、お金を貸してもらえる制度です。

掛け金総額の10倍と回収不能額を比較して、少ない金額を限度として借りられます(上限8千万円)。

掛け金は月5千円~20万円の範囲で設定でき、全額が必要経費になります。

フリーランス向けとしてはそこまでオススメ度は高くないので、「そういうのもあるんだ」くらいで。。。

引っ越す

国保の保険料は各地方自治体によってかなりの差があります。

例:年収400万円 独身 30歳の場合

  • 東京都国立市(全国的に見てかなり安い)…年間161,240円
  • 兵庫県神戸市(全国的に見てかなり高い)…年間541,090円

これだけの差があります。(ちょっと極端な例ですが)

現実的に「国保を安くしたいから引っ越す」ということはなかなかないでしょう。

ただ、市区町村によって差があることを知っておくだけでも今後の役に立ちます。

この記事を書いた人 入野 拓実
独立3年目の30歳。自称「とっつきやすい系税理士」
『得意分野⇒フリーランスの法人化/中小企業の経営分析/自力申告サポート/独立起業支援』
ブログは平日毎日更新。遠方・スポットにも対応。セミナー自主開催。
1989.3.6生まれ。妻・娘(3歳)と3人暮らし。
エンジョイゲーマー・音楽オタク。基本カジュアル。
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ABOUTこの記事をかいた人

音楽オタクで一児のパパな30歳の税理士。 遠方の方やスポットのご相談にも対応しています。 得意分野 → 法人成り・財務分析・残るお金を最大化するためのアドバイス。 ブログは平日毎日更新、フリーランスや社長向けの財務・経理や、自分のワークスタイルについて書いています。