簿記苦手系税理士の「向いてない仕事」への対応策




苦手な仕事、向いてない仕事ほど、「定期的に」「短いスパンで」行うことを意識しています。

※画像:「北海道のじいじとばあばの家いきたい」と定期的に言う娘

「税理士向いてねえな」と感じる瞬間

「税理士向いてねえな」と感じることがあります。

それは「簿記が苦手」だからです。

 

僕は簿記が苦手で、簿記2級に3回落ちています(3級は確か1回)。

税理士試験の「簿記論」という科目でも、成績はそれほど良くはなく、ボーダーラインギリギリでの合格でした。
(簿記・会計より、法律のほうが得意でした)

もちろん一般的に考えれば「簿記が得意」ということになるのでしょうが、税理士の中では間違いなく「簿記が苦手」です。

いまやっている仕事で考えてみても、どちらかというと法律をこねくり回している時間の方が好きですし。

 

そんな簿記が苦手な僕も、会計事務所に勤め始めたばかりの頃、記帳ばかりをガンガンやりまくっていました。

その中でも特に、

  • 不動産業
  • 中古車販売業

の記帳は大変で、手間取りました。

 

あとは、帳簿の修正作業や、丸投げされた書類が整理されていない状態から記帳していく作業も苦手でした。

だからこそ僕は、業種を問わず、はやく・正確に・キレイに記帳ができる方はすごい、と思っています。
(僕の場合、簿記苦手と並行して面倒臭がりな性格のせいで早々に心が折れますし)


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「苦手な仕事」こそ、短いスパンで定期的に行う

とはいえ、税理士の仕事をする上で、簿記は避けて通れません。
だからこそ僕は、「苦手な仕事ほどスパンを短くする」ことを意識しています。

 

例えば、クライアントの会計データのチェックを短いスパンで行うようにしています。


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会計データの修正は、たまればたまるほど面倒になっていきますし、取り返しがつかなくなるものですので。

 

創業期の会社にゼロから記帳指導をする場合も、最初の2~3ヵ月で集中的に行ったほうが良い、と最近よく考えます。

お客様にとってもはじめての記帳は「苦手な仕事」ですので、短いスパンで定期的に行い、一気に慣れていただくわけです。

 

苦手な仕事はついつい後回しにしてしまいがちですが、短いスパンで定期的に行ったほうが、トータルでの負担は軽くなります。

 

そうそう、簿記が苦手な僕ですが、

  • その会社にとって最適な会計ルールの構築
  • クラウド会計ソフトでの自動化構築

などを考えることは嫌いではありません(得意だとはやはり思いませんが)。

苦手だからこそ、どうやってラクをするか、どうしたら効率的かを考える癖がついているのかもしれません。


[編集後記]

昨日は、全クライアントの会計データチェックを中心に。

「言葉で上手く伝えられない」とイライラしてしまう娘。
ボディランゲージを使ったり、伝えかたを少しずつ工夫するようになってきました。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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