独立準備では、お金・能力・人脈よりも「ロールモデルを見つけること」が一番大切




独立前に、ロールモデルを見つけておくことをオススメします。

ロールモデルを見つけるメリット

独立前、独立直後は、多くの場合自分のスタイルが固まっていませんので、ロールモデルが欠かせません。

「ロールモデル」とは、自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。

引用元:デジタル大辞泉

 

ロールモデルを見つけておくと、行動や思考の指針になりますし、独立前後の方向性を固めやすいのがメリットです。

僕の例だと、

  • 自分のメディアを持って発信する(ブログ等)
  • 迷ったら「少数派」を選ぶ
  • 「ぬるま湯」という軌道に乗らない
  • 「拡大しない」のもアリ
  • クラウド会計ソフトの普及によりなくなる仕事はしない
  • 収入の柱を複数つくる
  • 単発の仕事をする
  • 営業スキルは鍛えて身に付ける
  • 仕事を選ぶ
  • プライベートを楽しむ

といったことは、ロールモデルの影響を受けて身に付けたことです。

なにより、「20代で独立していい」ということも。

 

「独立したい」という気持ちがある方は、本、ネット、リアルなどでたくさんの同業者に会い、(同業者じゃなくてもいいですが)
「これだ!」というロールモデルを探してみましょう。


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ロールモデルは「探す」という行為自体に価値がある

ちなみに、実際にロールモデルが見つからなかったとしても、「ロールモデルを探す」という行為自体に意味があります。

「ロールモデルを探す」という行為は、「多くの同業者のビジネスモデルに触れる」ということに他ならず、
それは自分の選択肢を増やすことにつながるからです。

 

どういうことか。

 

僕は税理士資格を得る前から「スタッフ5人未満の個人事務所」や「スタッフ30人程度の税理士法人」に勤めていました。

 

それらの事務所に共通していたのは、「拡大志向」で「来た仕事は全て受ける」というスタイルだったこと。

営業手段は「既存のクライアントからの紹介」「DM」が中心で、「Webでの営業は積極的には行っていない」というのも共通していました。

(以下、Aモデルとします)


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一方、ロールモデルを探す過程で「ひとり」で「仕事を選び」、「Web営業が中心」というスタイルがあることを知りました。

(以下、Bモデルとします)

 

また、「開業後すぐに数千万円単位の融資を受け」「人を雇いオフィスを構え」「DM、FAX広告、リスティング広告を打ちまくる」というスタイルもありますし、

(以下、Cモデル)

「承継、M&A、人脈、紹介などで仕事を増やしていく」というスタイルもあります。

(以下、Dモデル)

 

ロールモデルを探していなければ、僕は間違いなく「Aモデル」を選んでいたでしょう。

だって、そのビジネスモデルしか知らなかったから。

 

ロールモデルを探すうちに、Bモデル、Cモデル、Dモデルなど「税理士のスタイルって色々あるんだな」と知ることができ、

僕にとって最も現実的で、かつ向いていそうな「Bモデル」を選択したわけです。

 

独立後は必ずしも「独立前の勤務先のスタイル」にこだわる必要はありません。

「ロールモデルを探す」という行為は、独立前後の選択肢を増やすことでもあるのです。

ロールモデルの見つけ方・活かし方

ロールモデルの見つけるためには、気になる同業者を探し、

  • HP、ブログをみてみる
  • 本を読む
  • セミナーに出る
  • 会ってみる

といったことをしてみましょう。

僕は「Bモデル」のロールモデルについて、この4つの全てを行って研究しました。
(「Cモデル」「Dモデル」については、2つずつ)

 

また、僕にとっての「Bモデル」だけではなく、「Cモデル」「Dモデル」のように複数の全く違う方向性のモデルに触れることを強くオススメします。

方向性が違うものに多く触れた上で、

  • どれが現実的か?
  • どれが向いているか?
  • どれに最も共感できるか?
  • 自分の理想に近いものは?
  • どう生きたいか?

など、様々な角度から考えてみましょう。

僕はこれを行ったおかげで、「Bモデルで行く」という自分の選択に自信を持つことができました。

 

ここで重要なのは、それぞれのモデルに「優劣」はないということ。

「優劣」ではなく「違い」であり、あくまで方向性の違い、価値観の違い、生き方の違いです。

だからこそ「自分が納得いくかどうか」「楽しめるかどうか」ということを最重要視すべきです。


[編集後記]

先週金曜日は、9月決算を。

土日はフリー。
特に土曜日は、娘につきっきりでした。
午前中もひとしきり遊んで、昼寝せずに午後からは公園に。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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