20代・既婚・子持ちというタイミングで独立した6つの理由




僕は現在30歳。独立したのは28歳の時です。
「何で独立したの?」「若くして独立って怖くなかったの?」
という質問を頂くことが多いので、ネタにしてみます。

※写真は独立1ヶ月前。娘がちっちゃい&丸い…!

①会社員向いてなさすぎ

このブログでは何度か書いていますが、僕はどうしようもないほど会社員に向いていません。

  • 上司に気に入られるスキルが皆無
  • 飲み会・社員旅行をノータイムで断る
  • 無駄なこと・イラつくことを「仕事だから」と割り切れない
  • メンタル弱い
  • マイペース
  • 車の運転苦手
  • 残業しない
  • 言いたいことをはっきり言う

などなど。
語弊があるかもしれませんが、そういう自分が好きでしたし、曲げる気もありませんでした。
(メンタル弱いところは嫌いですが…)

「働き続ける限り、こういう悩みは尽きないのか」と毎日暗い気持ちでした。
こういったことから逃げるための、消極的選択として独立をした、というのが一番大きな理由です。

 

独立してから、こういったことで悩むことはなくなりました。

上司はいないし、
気の合う独立している同業者の方とだけ仲良くすればいいし、
飲み会誘ってくる人いないし、
むしろ是非飲んでみたいお客様に恵まれているし、
無駄なこと・イラつくことはやらなくていいし、
運転せずに電車・バス・タクシー使うし。

「社会人向いてない奴は独立してもダメ」という意見を最近よく聞きますが、「向いてない」の意味合いによるかな、と。

僕の場合、組織内での立ち回りに致命的に向いていませんが、
仕事そのものやお客様の対応に問題はありませんでした。

②家族がいた

「結婚しているのに」「小さい子供がいるのに」と言われることも。
むしろ、結婚しているから、小さい子供がいるから、です。

色々迷惑をかけた妻に恩返しをしたかったし、娘にとってのカッコイイパパになりたかったので。

当時の収入で妻に恩返しなんて無理でしたし、今のように娘に余裕を持って接することもできなかったでしょう。

僕が大手でやっていけるタイプであれば大手で頑張るという選択もあったでしょう。
税理士事務所も、大手であれば給料はそれなりに貰えます。

でも、先述した通り会社員に向いていない僕が、大手でやっていけるわけがありません。
20人程度の事務所でも無理でしたし。だったら独立しかないかな、と。
(なんかほんと消極的な理由が多いですね…)

③若ければ独立のリスクが低い

若いから独立のリスクが低い、と考えていたのも理由の一つです。


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「若いのに独立するのはリスキー」とか「まだ早い」って言う方が多いですが、間違いです。
むしろ、若ければ若いほどリスクは低いです。

「若い=ハイリスク」「経験不足だからまだ早い」というのは、思い込みです。

若いうちの失敗であれば、リスタートはどうにでもなります。
脂の乗り切った年齢の方の失敗だと、そうもいかないでしょう。

 

リスタート前提の中途半端な覚悟で独立するかは別問題ですが、
「リスクが低い時にとりあえず独立してワンチャン狙っておくのはアリだよな」と考えていました。

「今この瞬間が、人生で最も若い」「つまり、今すぐ独立するのが一番リスクが低い」とも。
若さはセーフティネットですし、僕の場合は税理士資格というセーフティネットもあったので、なおさらでした。

④このまま雇われ続けるのはリスクが高い

「むしろ僕のような会社員向いてないポンコツにとっては、雇われ続ける方がリスクが高い」
とも考えていました。

  • ずっとイライラしながら働いてたら早死にしそう
  • 勤め先が潰れるかも・仕事がなくなるかも(そのリスクがない大手には行けないし)
  • 給料があまり上がらなさそう

といったリスクです。
こういったリスクから逃げるため、消極的選択として以下略


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⑤稼げる

稼げるというのももちろん大きな理由です。

独立前は1,000万円の仕事をしても、自分の収入は300万円だったりするわけですが、
独立後は1,000万円の仕事をすれば、1,000万円入ってきます。

時間対収入だけを考えれば、独立したほうが圧倒的に有利です。

もっともっと稼ぐために頑張ります。
「最近働きすぎ!」と妻に怒られるので、ちょっと反省していますが。先日体調も崩しましたし…。
仕事が楽しいのでコントロールが難しいです。

⑥本との出会い

税理士試験の合格発表があったのが、2016年12月。
合格の喜びに浸るのもつかの間、年末年始を使って税理士登録の手続きを進めました。

その際に考えたことは、「すぐに独立すべきか」「それとも30歳くらいまで待つべきか」ということです。

上述したような理由から、若いうちに独立すること自体は決まっていましたが、
20代のうちにするかどうか、というのは悩みどころでした。

 

結果的に「20代で独立する」という選択ができたのは、この本と出会ったからです。

ひとり税理士の仕事術 雇われない・雇わない働き方 仕事も人生も楽しむ税理士[本/雑誌] / 井ノ上陽一/著

詳しい内容は割愛しますが、2016年の大晦日に、高知で、この本を読んで「独立しよう」と決めたことを覚えています。

そして2017年3月には著者の方のオフ会に参加し、2017年4月にこのブログを開設し、2017年5月に独立しました。

 

独立について悩んでいる方は、独立に関する本を読んだり、セミナーに参加したり、実際に独立している方に会うのもオススメです。
そして実際に行動するには、スピード・勢い・ノリが大切かと。

独立に関する関連記事を置いておきます。

20代で税理士として独立開業して苦労&大変だったこと・失敗談

20代での独立・起業って実はメリットだらけではないだろうかという体験談


[編集後記]

先週金曜日は、クライアントとの月次打ち合わせ。

土日は娘と遊びっぱなし。
ホットプレートで料理をするところを見せてあげたり、お風呂で書けるクレヨンで一緒に絵を描いたり、楽しかったです。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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