経理部員や税理士は「コミュ障」でも務まる、人と関わらなくて済む仕事?




「経理 コミュ障」というキーワードでこのブログにいらっしゃった方が。せっかくなので記事にしてみます。

コミュ障とは何なのか、という定義付け

そもそも、コミュ障ってのはどういう人のことでしょうか。

ネットスラング(?)としてのコミュ障は、「口下手」「人見知り」「あまり人と関わりたくない」というタイプの方でしょう。

言葉本来の意味を考えると、「相手の言葉は聞かずに自分の言いたいことだけを言う人」とか「TPOや距離感を間違える」というタイプの方もコミュ障だと思います。

経理や税理士は、コミュ障でも務まるか?

ぶっちゃけ、どちらのタイプのコミュ障であっても、経理や税理士は辛く感じると思います。
最低限のコミュニケーション能力は、経理や税理士にとっても重要です。

イメージと違って、どちらも「多くの人と関わる仕事」だからです。

経理部員に求められるコミュ力

経理ほど人と関わる仕事はない

経理=デスクワークで黙々と作業=あまり人と関わらない、というイメージがあるかもしれません。
しかし、そのイメージとは異なり、経理ほど人と関わる仕事もなかなかない気がします。

同じ部署である経理部員はもちろん、

  • 社長を始めとした役員
  • 現場のスタッフ
  • 税理士、会計士
  • 銀行の担当者

など、内部・外部問わず、様々な方と日常的に接します。

特に、中小企業の経理は、総務の仕事も兼任することも多いです。
その場合は、全社員とコミュニケーションをとる必要があるでしょうね。

質問力と説明力が必要

経理の仕事は、大きく「インプット」と「アウトプット」の2つに分かれます。

インプットでは、会計ソフトにデータを打ち込んだり、それを決算としてまとめたりします。
アウトプットでは、そのデータをもとに、社長に会社の経営状態を伝えたり、社長と一緒に銀行の担当者に説明したりします。

そして、アウトプットでは、「質問力」と「説明力」が求められる気がします。

  • 社長がどういった数字を知りたがっているのか
  • 何がわからないのか
  • 数字に疎い社長に対して、どうやって説明するか

単に「人を不快にさせないマナー・礼儀」「雑談力」という意味でのコミュ力ではなく、もっと深いところでのコミュ力が求められるように思います。
(普段はぶっきらぼうでも、こと数字のことになると異常なコミュ力を発揮する経理の方を知っています)

そもそも経理って、経営管理の略です。
つまり、経営者に様々な情報を提示・説明し、経営の意思決定を助ける、という役割があります。
だからこそ、日々質問力・説明力を磨く必要があるわけです。



税理士に求められるコミュ力

それでは、税理士はコミュ障でも務まるんでしょうか。

まず、開業している税理士であれば、基本的には営業を自分でする必要がありますし、たくさんのクライアントと話す必要もあります。
勤務している税理士であっても、担当を持ったりチームで仕事をしたりする以上、やはりたくさんの人と関わるでしょう。

やっぱり「最低限のコミュニケーション能力」は必要ですし、専門家としての「質問力・説明力」も磨いていかなければなりません。
営業マンみたいなコミュ力や、体育会系ノリは不要だとは思いますが…。


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ふと考えてみると、勤務時代の頃の所長や先輩には、「相手の言葉は聞かずに自分の言いたいことだけを言う系コミュ障」が多かったような気がします。
僕の周りだけかもしれませんが。

人と話すのなんて、慣れでしかない

僕も10代の頃は「人見知り」「あまり人と関わりたくない」系コミュ障でした。

今でも根本は変わっていないのかもしれませんが、初対面の方と緊張せずに話したり、自分から雑談を振ったり、程度のことは問題なくできます。
決してコミュ強ではありません。現場で様々な方と話しているうちに、社会人として最低限のコミュ力は身についたかな、くらいの感覚です。

 

そういえば、娘が他の子たちと遊んでいるのをみて、「ずいぶんコミュニケーションが上手になったな」と思ったことがあります。

少し前まで、娘も、同年齢の他の子たちも、まだまだ自分の言いたいことを上手く伝えられませんでした。
それがもどかしくて、イライラして、泣いてしまったり、かんしゃくを起こしたり、時には手が出てしまったりしていたわけです。

最近は、少しずつ、ほんの少しずつですが、
「どうぞ」「いいよ」「ありがとう」「じゅんばん」「ごめん」「かして」「いれて」「わかった」、そして「いやだよ」など、伝えるのも、相手の要求を聞くのも上手になってきました。

これは、僕や妻が教えたからではなく、娘が他の子と遊んでいく中で、自分で学んだことだと思っています。

 

仕事をしていれば強制的に人と関わらざるを得ません。その中で少しずつ慣れていき、コミュ力が身についていくのではないでしょうか。
時には自分から一歩踏み出すことも必要かもしれませんが。

 

そういえば、2年ほど前に、とあるメルマガ(税理士関係)のオフ会に行ったのは、僕にとっては「一歩踏み出した」出来事でした。
当日募集の当日開催、誰も知らない、何人来るかわからない、場所もアウェイ、という状況。
緊張してましたが、そういう状況に飛び込めたことは自信になっていますし、行ったことで刺激を貰えて独立への迷いが吹っ切れました。

「あの時一歩踏み出してよかったな」と思っています。

緊張してた上に1杯で酔ったので「何であんなこと言ったんだろう…」と帰り道後悔しましたが。
まぁ、そういう苦い経験を経て何事も上達するということで…。

以下、参考記事です。

経理に向いている人・向いていない人の特徴・性格を10個挙げてみた


[編集後記]

昨日は、午前中に法人クライアントとの月次打ち合わせ。午後は、単発のクライアントと軽めの打ち合わせ。

プレから本入園になったことで、幼稚園の保育料もアップ。
そこで考えるのは、10月からの幼児教育無償化のことです。
嬉しいのは確かですが、それはそれとして。
消費税の使い道として、あるいは少子化対策の方向性として正しいかどうかは分けて考えるべきかな、と。

この記事を書いた人 入野 拓実
独立3年目の30歳。自称「とっつきやすい系税理士」
『得意分野⇒フリーランスの法人化/中小企業の経営分析/自力申告サポート/独立起業支援』
ブログは平日毎日更新。遠方・スポットにも対応。セミナー自主開催。
1989.3.6生まれ。妻・娘(3歳)と3人暮らし。
エンジョイゲーマー・音楽オタク。基本カジュアル。
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ABOUTこの記事をかいた人

音楽オタクで一児のパパな30歳の税理士。 遠方の方やスポットのご相談にも対応しています。 得意分野 → 法人成り・財務分析・残るお金を最大化するためのアドバイス。 ブログは平日毎日更新、フリーランスや社長向けの財務・経理や、自分のワークスタイルについて書いています。