ひとりでやっていること、法人ではなく個人でやっていることは、選んでもらえる理由になり得ます。
※先日のひとりランチ
税理士法人に対するコンプレックス
独立している税理士は、2つに分類できます。
「個人事務所」を開いている税理士と、「税理士法人」を設立している税理士です。「個人事業主」か「法人」かの違いです。
ちなみに僕は前者、「個人事務所」を開いている税理士です。
(法人も持ってますが、税理士法人ではありません)
税理士法人を設立するには、2人以上の税理士が必要ですので、ひとりで仕事をしている僕には設立できません。
「税理士法人にしました」というと、
- すごいな
- バリバリだな
- 儲かってるんだろうな
- 仕事が増えているんだな
というイメージがあります。
実際、スタッフがたくさんいたり、いい車に乗っていたり、いい場所に事務所を構えていたりしますし。
そういったことが「信用」となり、営業面にも良い効果があるのかな?
やはり、ひとりだとお客様も不安に思うのかな?
マンションの一室で仕事なんて、ダメなのかな?
など、ある種「税理士法人に対するコンプレックス」のようなものを持っていた時期もあります。
(ちょっと大げさかもですが)
ですが今では、「ひとりであること、個人であることは、弱みではなくむしろ強みだ」とすら思っています。
「個人でやってる人いないかな?」と探す人も多い
依頼して頂いた理由をお客様に聞くと、
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「個人でやっている人がいいなと思って」
「ひとりでやってるって書いてあったので」
と言っていただけることがあります。
組織化された大きな税理士法人よりも、中の人の顔が見える個人事務所、それもひとりでやっている人が良い、といった方も一定数いらっしゃるのです。
「組織力」では勝てませんが、「個人力」で勝つことは不可能ではありません。
そして、そう思っている方に選んでいただくためには、
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- 写真
- 人間性
- 考え方
- できること
- できないこと
- 好きなこと
- 嫌いなこと
などを日々表現しておくことはプラスになります。
「顔が見えるほうがいい=相性で選びたい」ということですから、相性を判断していただくための材料は出し尽くしておいて損はありません。
何より「相性で選んでいただける」と、仕事が楽しくなります。
自分の人間性や考え方とマッチしているお客様に来ていただくわけですから、「この人苦手だな…」「本当はこういう仕事は嫌なんだけど…」といった悩みがなくなります。
「相性悪い人、やりたくない仕事は捨てるのか」という声も聞こえてきそうですが、すべての方に選んでいただくことはできませんから、選ばれなければそもそも依頼されません。
それであれば、何が提供できて・どういう方に提供したいのかを考えていくほうが建設的です。「ひとりでやっている人は嫌だ」という方も当然たくさんいらっしゃるわけですから。
「個人」「一人」は強みになりうる
「選ばれる理由」は、自分で決めるものではなく、お客様が決めるものです。
個人、ひとり、あるいは若い、地方、といったことも強みになり得ます。
自分では「弱み」だと思っている部分が、お客様にとっては「強み」だった、ということは往々にしてあります。
「業界の中での見え方と、お客様からの見え方は違う」ということです。
「客観的に見てどうか」「お客様の立場から考えるとどうか」といったことを考えていきましょう。
自分が「恥ずかしい…」「ダサい…」と思っている部分が、実はお客様にとっては「選ぶ理由」かもしれません。
[編集後記]
昨日は半分オフ。
気になっていたお店でカレーを食べたり、カフェで考え事をしたり。
最近眠りが浅いので、部屋着とパジャマをわけてみました。
無印のパジャマですが、結構着心地が良くて快適です。
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1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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