脱・レシート溜め込み癖。iPhoneリマインダーで経理を習慣化しよう!




皆さん、経理は定期的に行っていますか?

経理は日々コツコツ行うことで効率化ができ、楽になります。

  • 財布の中にレシートを溜め込んでしまう
  • 確定申告直前になって慌てて入力

といったことは避けたいものです。

とはいえ、面倒なのも、どうしても後回しになってしまうのもわかります。

僕自身、自分の経理をするのは面倒ですし、忘れてしまうこともしばしば。

だからこそ、習慣化・効率化をすることでラクをしています。

 

iPhoneリマインダーを活用して習慣化する

「入力は習慣化すると楽ですよ」「経理は定期的に行うことで効果が高まりますよ」なーんて偉そうに言っていた僕ですが…

独立して数カ月は、思いっきりレシート類を溜め込んでいました(;’∀’)

「思いっきりブーメランじゃん!!ちゃんとしなきゃ!!」ということで、経理を習慣化することを決意しました。

経理を行う日を固定する

習慣化するには、まず経理を行う日を決めてしまうのが一番です。

僕の場合は、

  • 入力作業→毎週月曜日の朝に行う(月曜日が祝日なら火曜日)
  • 資金繰り表、予算実績管理、分析、チェックなど→毎月の最初の営業日の朝に行う

ことにしています。

朝に行う=その日の最初の仕事にする、というのがポイントです。

「今日中にやればいい」という感覚だと、気づいたら火曜日になり、水曜日になり、またレシートが溜まります。

 

iPhoneの純正リマインダーを使う

そのスケジュールを、iPhoneの純正リマインダーに入れています。


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下から2番目の「記帳」と書かれているのが、入力作業のことです。毎週月曜の朝一に通知が来るようにしています。

その上が月一で行う経理です。毎月1日に通知が来るようにしています。

(掃除とか他のはスルーしてください)

リマインダーの設定を行ってから数カ月、レシートを溜め込むことはなくなりましたし、定期的に自分のお金の状態をチェックできています。

 

レシートを出す→入力する→貼るの3ステップを守る

レシートを入力する際には、

  1. レシートを出す
  2. 入力する
  3. 貼る

の順序で進めることをオススメします。

このルールで行うことで、レシートを入力したか、していないのか、わからなくなることがなくなります。

貼ったものについては基本的に見返す必要もなくなります。

僕の場合、まず月曜の朝に財布の中に溜まったレシート類を全て出してしまい、

現金で払ったものとクレカ払いのものに分けます。

現金で払ったものは会計ソフトに入力してから貼り、クレカ払いのものは自動同期にしてあるため、貼るだけです。

貼るときは、月別かつ、支払手段別にページを分けています。


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上の画像は、左ページが「1月の現金払い」レシート類、右ページが「1月カード払い・預金払い」のレシート類です。

支払手段別にわけることで、チェックが格段にラクになります。

 

現金は「事業主借」か「社長借入金」で入力する

現金出納帳は、1円単位で残高を合わせ、合わなければ原因を追わなければならない面倒なものです。

経理の効率化には、「現金をなくすこと」が欠かせません。

しかし、クレジットカードが使えない場合など、現金で払わざるを得ないケースも多いですよね。

そこで僕は、現金で払った経費については、現金出納帳を使わず経理する方法をオススメしています。

現金の代わりに、個人事業主の場合は「事業主借」、法人の場合は「社長借入金」という勘定科目を使いましょう。

「会社のお金ではなく、自分のお財布からとりあえず立て替えておいたよ」という意味合いになります。

法人の場合は定期的に社長借入金を精算すると良いでしょう。個人事業主の場合は何もする必要はありません。

freeeを使っている場合、口座を「プライベート資金」に設定すればOKです。

 

週1の作業・月1の分析に分ける

単純な入力作業は週1、資金繰りやデータ分析などは月1に分けています。

僕の場合、レシートの溜まり具合からいって、毎日やると逆に時間がかかってしまいますし、かといって月に1度だと内容を忘れる恐れがあります。

なので入力に関しては週1にしています。

 

次に、

  • データのチェック
  • 試算表の確認
  • 資金繰り表
  • その他分析

などは、週1スパンでやっても効果は薄いですし、かといって数カ月に1度だとリアルタイムの数字を把握できません。

必ず毎月行うようにしましょう。

「数字なんてみてもよくわからないよ」という方は、

  • 損益計算書の売上高、販売費及び一般管理費、利益の金額
  • 貸借対照表の現金預金の残高

これらを見て、「前月・前年に比べて増えているか」「無駄なお金を使っていないか」「お金はどこに消えた・残っているのか」などについて考えてみるだけでも良いでしょう。

まずやってみることが大切で、理解は後からついてくる面もあり、少しずつ数字から情報を読み取れるようになっていきます。

 

経理を定期的に行うメリット

経理を習慣化し、定期的に行うメリットとしては、

  • ラクになる
  • お金の流れがわかってくる

の2点が挙げられます。

レシートがドバッと溜まってしまうと気持ち的にも憂鬱ですし、時間がかかって大変です。

週1で行っていれば、「コレなんだっけ」となることもないですし、何より経理のやり方を覚えていくので、ドンドンはやくなります。

その入力作業に加え、定期的に試算表などの数字をチェックすることで、利益・お金の流れ・経営状態などが見えてくるようになります。

経理=経営管理の略。単なる作業ではなく、数字から経営の判断材料を得るための重要な仕事です。

この感覚は、経理を人任せにしていたら理解することはできません。

まずは週1のレシート入力から始めてみましょう。

 

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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