独立したての税理士が日本政策金融公庫から創業融資100万円借入した話




今日、日本政策金融公庫から融資決定のお知らせがありました。

なかなか大変でしたが、こういう形で自分自身でお金を借りたのは初めてだったので、良い経験になりました。

金額はショボいですが、同じく開業にあたって少額の融資を受けたい!という誰かの参考になればと思い、記事にしてみます。

 

前提条件

借入額と信用情報?はこんな感じ(笑わないでね)。

 

  • 自己資金…30万円
  • 借入額…100万円
  • 他からの借入…10万円くらい(資格予備校講座代金の教育ローンの残債)
  • クレジットカードなどの不払い…一切なし

 

借入額は自己資金の3倍まで、なんて話も聞いてましたが、3倍超でも大丈夫でした。

…そもそも借入額が少ないからかもしれませんが。

 

融資実行までの流れ

公庫に直接申し込むつもりだったのですが、流れで商工会を通しての申し込みという形になりました。

 

  1. 商工会議所(地元の商工会には公庫の支店が入っている)に行く
  2. 受付の方に公庫に用がある旨伝えると、商工会の「経営支援課」に案内される
  3. 担当の方と面談、資料を渡し、説明する
  4. 資料を添削してもらい、メールで数回やりとり
  5. 公庫で直接面談
  6. 融資決定

 

という流れです。

初めて商工会議所に足を運んだ時から、今日の決定通知まで約1か月半。

本来は今月上旬が決定の予定日だったので、普通は1ヶ月弱なのかもしれません。

(公庫の担当者の方が出張などで多忙のため、何度かリスケになったので、少し長引きました)

 

公庫に書類を提出する前段階で、商工会議所の担当の方に資料の不備などチェックをして頂けたので、精神的に少し楽でした。

不安な方は商工会議所を通してもいいかもしれません。

用意した書類

日本政策金融公庫が定めている書類+オリジナルの参考資料を用意しました。

創業計画書と借入申込書

まず、日本政策金融公庫が公開している「創業計画書」「借入申込書」を用意しました。



※ここからダウンロードできます。

創業計画書には、開業の動機・略歴・サービス内容・必要資金の見積り・事業の見通しなどを書きます。

記入例もチラっと見つつ埋めたのですが…どう考えてもこの記入スペースで

 

  • 自分の事業の売り
  • 事業の見通しとその根拠
  • 返済できる根拠

 

などを伝えきるのは無理だと判断し、別資料を作成することに。


サービスメニュー
遠方の場合でも、ビデオ通話+PC画面共有などで対応しております。 【サービスメニュー】 【その他】

 

参考資料を別途作成

創業計画書は埋めた上で、伝えきれない部分を補足するための資料を作成しました。

具体的には、

 

  • セールスポイント…2ページ
  • 事業・返済の見通しとその根拠…2ページ

 

が主で、A4用紙4ページ分の資料になりました。

 

見栄えは特に気にせず、ワードでテキストを中心に作成したシンプルな資料です。

事業と返済の見通しについては、資金繰り表などをつくろうかとも思いましたが、やめました。

(事業の規模的に箇条書きで十分説明可能、逆にそのほうが伝わりやすいと考えたため)

 

セールスポイントについては、自分の強みを中心に書きましたが、

  • 現在の業界の動向
  • 時代の流れ・ニーズ
  • 似たスタンスの同業者の事例

などを盛り込みました。

 

事業の見通し、返済の見通しについても、現在の状況と、事例をもとに具体的な数字を使って説明しました。

今貯金がいくら、そのうち事業資金として~万円入れる、今後の収入の状況、生活費の状況。

集客方法、実際の知っている成功事例、最低限の集客ペースと収入金額。

これらの事業計画と返済計画を相互に照らし合わせ、矛盾点が無いように書きました。

(要は「~だから返済は大丈夫だよ」というアピールを全力でしました)

 

共通して心掛けていたのは、データや数字を用いて客観的な根拠を出し、説得力を増すようにしたことです。

割と大変でしたが、自分の現在の状況を客観的に確認できたので、有益な作業だったと感じています。

 

安易にカードローンで借りなくてよかった

上述しましたが、最初のやり取りからOKの返事まで1か月半くらいかかっています。

その間何度もやりとりしたり、書類を書き上げたりが大変だったうえに「本当に借りられるのか…?」と不安になることも。

そんな時「もうカードローンでいいんじゃ…?」と弱い自分が囁いてきました。。。

カードローンなら審査なんてすぐ終わるし即日借りられるし、面倒なことは少ないですから…。

冷静に考えるとあり得ない選択肢ですが、精神的に疲れていると人間よからぬことを考えるものなんですね。

かなり葛藤しましたが、友人たちの「絶対に我慢すべき」というアドバイスもあって、踏みとどまることができました。

利率10%くらい違いますし、頑張って本当に良かったです…。

 

ただ、融資実行日はクレジットカード引き落とし日に間に合わなさそうなので、一時的にカード会社からキャッシングするハメになりそうです。

即返済なら利息1ヶ月分で済みますし、まぁ仕方ありません…。

皆さんは計画的に、早めに申し込みをしてください…。

この記事を書いた人 入野 拓実
独立3年目の30歳。自称「とっつきやすい系税理士」
『得意分野⇒フリーランスの法人化/中小企業の経営分析/自力申告サポート/独立起業支援』
ブログは平日毎日更新。遠方・スポットにも対応。セミナー自主開催。
1989.3.6生まれ。妻・娘(3歳)と3人暮らし。
エンジョイゲーマー・音楽オタク。基本カジュアル。
twitter instagram
サービスメニュー
遠方の場合でも、ビデオ通話+PC画面共有などで対応しております。 【サービスメニュー】 【その他】

※当ブログの記事は、投稿日現在の法律に基づいて書いております。 改正や個別的なケースには対応していない場合もありますので、ご注意ください。






記事をシェアしてください!

ABOUTこの記事をかいた人

音楽オタクで一児のパパな30歳の税理士。 遠方の方やスポットのご相談にも対応しています。 得意分野 → 法人成り・財務分析・残るお金を最大化するためのアドバイス。 ブログは平日毎日更新、フリーランスや社長向けの財務・経理や、自分のワークスタイルについて書いています。