「お客様は自分を映す鏡である」嫌な仕事が来るのは自分の責任。




変な人・嫌な仕事が来てしまったら、自分のせいだと思うようにしています。

※僕と妻のマネをして活字の本を読む娘

独立当初にあった、嫌な仕事

今でこそ「良いお客様に恵まれているなぁ」と感じていますし、それを心から表現できるようになりましたが、
独立してすぐの頃はそうではありませんでした。

正直、「うーん…」と感じる依頼もありましたし、思いっきり足元を見られているように感じることもありました。

 

例えば、

  • 契約後、バックれられる(2回も…)
  • あからさまに値切られる
  • クレーマー気質の方に絡まれる
  • 租税回避行為の依頼(脱税ではないけど…)
  • 完全に業者扱いされる

といったようなことがあったのです。

現在ご契約していただいているお客様にはこういった方はいませんが、
過去に変な人・嫌な依頼があったこと、それらを整理する苦労があったことは事実です。

 

一番ショックだったのは、完全に違法な依頼をされたとき。

(ブログには書けません…同業者の方にお会いした時にネタにすることはありますが)

もちろん即答で断りましたが、はらわたが煮えくりかえったことを覚えています。

変な依頼が来るのは、自分のせい

こういった案件があったのは、独立した2017年4月~2018年2月くらいまでの期間です。

独立当初、「自分を安売りはしない」と意気込んではいたものの、あまりの仕事の取れなさに落ち込み、現実を知った時期です。

結果として本来望んでいない値付けをしていた時期もあります(とにかく食べていくことだけを考えていました)。

 

この時期の僕は、フリーランスとして甘く・弱かったのだと思います。

  • 自信がない
  • 値付けが弱気
  • 値切りに対してキッパリと断れない
  • 自分のスタンスが明確になっていない

…これでは、軽く見られて当然ですし、望まない依頼が来るに決まっています。


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変な人・嫌な仕事に腹が立っていましたが、全て自分が悪かったのです。

 

お金・時間の自由を得るために独立したのに、その理想とはかけ離れている…。

そんな状況に嫌気が差し、少しずつ、本当に少しずつ、甘さを捨て・強くなろうとしてきました。

具体的には、先述した甘さ・弱さを徹底的に断ち、


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  • 自信を持つ(ためにやるべきことをやる。勉強・ブログ・営業etc)
  • 自分が望む値付けをする(高いんじゃないか?これでは来ないのでは?とか考えない)
  • 値切りはスルー(それなりの値段提示しておけばそもそも値切りする人来ない気も)
  • 自分のスタンスをしっかりと表現する(自分の強み、受けられない仕事を書く)

といったことをやってきました。

 

「良いお客様・楽しい仕事、来てくれ!」と思いっきり表現すると同時に、「変な人・嫌な仕事は来るな!」ということも表現したのです。

これができるようになってからは、それほど変な依頼はなく、良いお客様・楽しい仕事が少しずつ増えました。

お客様は、自分を映す鏡

僕は10代の頃から、「変な人」「程度の低い人」にイライラしたときは、
「そんな人と関わらなきゃいけない自分が悪い」と考えてきました。

他人のせいにしても、他人は変えられませんが、
自分のせいにすれば、自分が変われば状況も変えられる可能性があるからです。

僕の人生自体が、

  1. バカにされる
  2. 落ち込む・怒る
  3. 「いつか絶対にぶっ飛ばす」と燃える
  4. ぶっ飛ばす(比喩です)

の繰り返しみたいなところありますし。
(さすがに最近はここまでトゲトゲしてませんが)

 

仕事に関して言えば、「お客様は自分を映す鏡」だと思っています。

自信がなく・弱く・甘えが多かった頃の自分に、変な人・嫌な仕事が来てしまったのは必然、
それを改善して良いお客様・楽しい仕事に恵まれるようになったのもある程度は必然かなと。

「自分がさらに成長して魅力的な税理士になれば、もっと素晴らしいお客様と、もっと楽しい仕事ができる」

と考えているわけです。

 

今日、顧問契約の依頼を頂いたお客様と、契約締結の手続きをしました。

先週も、別件で新規の顧問契約の手続きがありました。

いずれも「よくぞおいでくださいました」と本心で言えるお客様です。

 

フリーランスは、強くならなきゃいけません。

能力的にも、精神的にも、経済的にも。

俺の知識はタダじゃない。命と娘と妻の次に大切なメシの種。

フリーランス3年生の僕が考える、仕事を受ける・受けないを決める条件・基準5つ

独立・起業するなら創業融資を受けとけ、貯金は使うな、という話


[編集後記]

昨日は、法人決算の続きを。
クライアントの対応なども多く、珍しくバタバタしていました。

最近、娘は寝る時間になると、「パパ、寝る前にこれだけ読んで」と自分から絵本を持ってきます。

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この記事を書いた人 入野 拓実
独立4年目の31歳。自称「とっつきやすい系税理士」
中小企業やフリーランスの税務顧問、相続税申告のほかに、
自力申告・独立支援・法人化などのコンサルティング業務を行っています。
各種セミナー、執筆実績多数。
1989.3.6生まれ。妻・娘と3人暮らし。
スーツよりセットアップ派。
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